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食べるのが遅い人と早い人の間で発生する軋轢を最小限に抑えたい

この世には2種類の人間しかいない。
食べるのが遅い人と早い人だ。

冗談はさておき、、、

2人以上で食事する場合、食べ終わるタイミングが異なることがある。食べ終わるタイミングが異なることによって発生する微妙な間合いから、軋轢に発展しないようにする方法を考えたい。「軋轢」と仰々しい言葉を使っているが、決して大袈裟ではなく、人間関係を良好に保つためには重要なテーマだと思う。

前提

この世の中(少なくとも僕が生まれ育った環境)では、食べ終わった人を待たせることに対して、食べるのが遅い人が必要以上に申し訳なく感じることが多い。

食べ終わった人に対して「食べるの遅くてごめん」と言ってもほとんどの人が「気にしなくていいよ」と答えるが、それは「可能な限り早く食べ終えようと努力している」ことを前提とした回答のような雰囲気がただよう。

どうすれば良いだろうか?

食べる速度が人並みより早いと自負する僕が、食べる速度が人並みより遅いと自負する友人と本件について議論した。

結論

結論から述べると、全員が同じタイミングで食べ終えるように各自が調整しながら食べることだ。

しかし、そうはいっても、難しい場合があるだろう。食事を終えるタイミングが異なってしまった場合はどうすれば良いだろうか。


他の対応

ある程度の信頼関係を構築できている間柄であれば、食べ終わった人がスマホを触ったり、店内を散策したり、読書したり、自分のやりたいことをやるのも良いだろう。こんなことをすると、まだ食べている人をほったらかしにしている罪悪感を感じてしまうかもしれない。しかし、まだ食べている人からすると、食べ終わった人が自由に何かしてくれているほうが、安心してゆっくり食事を楽しめることがある。

ある程度の信頼関係を構築できている人とは、食べ終わるタイミングが異なる際の対応について事前に共有しておくと良いかもしれない。近日、友人に「早く食べた時は読書してもいい?」と聞いたところ、「もちろん!やりたいことやってくれているほうが、こっちも安心して食事できるから大歓迎。」とのことだった。


一方、信頼関係を構築できていない間柄の人との食事ではどうすれば良いだろうか。会話を続けることは一手だろう。というより、会話を続けることが唯一の解だと考える人も多いと思う。しかし、会話を続けることで食べている人の速度が落ちてしまい、食べ終わった人をさらに待たせてしまうことに対して更なる申し訳なさを感じてしまうことがある。

食べ終わっていない人は食事に集中して、食べ終わった人同士でのみ会話するという手もある。これも何だかほったらかし感が出てしまいそうで難しいが、既述のとおり、ほったらかしにしてもらう方が、安心してゆっくり食べられることもある。とはいえ、一緒に食事するメンバー同士がみな同じ考えを共有するのはほぼ不可能に思える。やはり、各自がその場のメンバーと雰囲気を考慮したうえで、最も人間らしいと考える行動を取るのが良いのだろうか。


最後に

最後に再度結論を強調したい。食事を終えるタイミングが異なることで発生する軋轢をなくすためには、「全員が同じタイミングで食べ終えるように各自が調整しながら食べる」ことだと思う。

食べ終えるタイミングが異なってしまった場合は、「ここが人間関係の醍醐味!」とポジティブに捉えて、各々の行動を取るのも面白いかもしれないと、ここまで書いて考えている次第である。

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