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人生が豊かに!夫の愚痴が苦でなくなった!復職したら即、活用したい! 受講生インタビュー

昨年秋に改訂し、2コースから3コースに分かれたリスナー養成コース(大切な人と心でつながる聴き方)が終了しました。

その中のメンバーで、訪問看護の仕事をしていて、第二子の育児休業中に、アドバンスまでのフルコースを受講してくれたあやちゃんにインタビューさせてもらいました。

受講してからの変化や復職後の可能性など、聴いていて本当に嬉しいインタビューでした。ぜひご一読下さい。                 (インタビュー・文(装飾含む):ひろみ)

―どうしてリスナー養成講座を受講しようと思ったのですか

元々、仕事がら、人の話を聴くことには、前々から興味がありました。
「傾聴」に関する本を読んだり、調べたりしたこともあります。

そして、自分に子どもができたとき、自分と親の関係を振り返って、自分は「親に話してもムダ」」と思って何も話さず、表面上は笑顔でいるけど本当は話したかった、という経験を思い出しました。

自分の子どもには「家は安心できる場であってほしい。何でも話せる場であってほしい」と願っているけど、今の自分の声がけでは残念ながらきっとそうはならないし、同じことを繰り返してしまうだろうなと思いました。

傾聴や育児に関する本を読んでも大体同じことが書いてあり、頭ではわかるんですが、実践、定着までいかないんですよね。それで「子どもの話を聴く」「話を聴く」などで調べていたら、リスママを見つけました。

ちょうど、講座受講生の募集をしているところだったので受講しようと思いましたが、正直、受講料が高い!
看護師向けの傾聴講座などでも、1~2万円はしてけっこう高い…と思っていたのに、これはもっと?!ガーンえー?と。
どこまで受講するかとても迷いましたが、事務局の方に「最終的にアドバンスまでいく人が多い」という話を聞き、えいやっと申し込みました。

育休中に受講できること、週1回2時間ずつ、毎週、宿題あり、ということで、ペースが自分にあっていたのと、実際にコースを卒業された方がおはなしDAYのリスナーをしていて、話を聴いてもらえるので、「実体がある。詐欺ではないと(笑)」

―詐欺ではない(笑)。かなり勇気のいる決断だったんですね。

そう。勇気のいる金額、行動でした(笑)
でも、あのとき、アドバンスまで勧めてくれたことを今ではすっごく感謝しています。受講して本当に良かった。

―それは良かった(笑) 受講して何が変わりましたか?

本当に人生が豊かになりました。一番大きいのは、夫との関係かな。

うちはまだ子どもが小さいので、子どものまとまった話を聴く機会はさほどなくて。
夫は仕事の愚痴が多い人で、以前は、私はそれが好きじゃなかったんです。
「あまり愚痴を言わないで」とか「もっといいところを見つけなよ」とかばっかり言っていました。

それが講座を受講したら、いつの間にか愚痴を聞くのが全然、苦じゃなくなっていたんです!

オウム返ししたり、整理しながら「こうだったんだね」「これがイヤなんだね」と受容して、「こうだったらよかったんだね」「こういう状態になってほしいだね」と望みに向かって聴いていく。

こんなに変わるんだ!と思って。

たまに夫の自己共感が足りないうちに相手に共感しようとして、「まだ早かったか~」みたいな失敗もありますが(笑)、学びを即、実践していけるのが楽しいくらいです。

―前は苦だった愚痴を聴くのがむしろ楽しいくらい!
 あやちゃんの変化を夫さんも感じていたりするのかな?

それは聞いたことがないのでわからないけど、気分的なものなのか、実際に変わったのかわかりませんが、夫が愚痴を話す時間が短くなったように感じます。あと、話すときの表情が柔らかくなったかなぁ。

―あやちゃんが愚痴を聴くのが苦にならなくなったから同じ長さでも短く感じるのか、あやちゃんの聴き方が変わったことで夫さんが話してスッキリするのが本当に早くなったのかはわからないけど、短く感じる!
夫さんとの会話以外でも変化を感じることはありますか?

実家の母との会話かな。前は相槌や「あーそうなんだ」としか返していなくて、なんとなく後を引く感じがあったのですが、今はオウム返しなどを入れながら一緒についていく感じで聴くようにしたら、話が乗ってきてテンポが全然変わりました。
進むのがすごく早くなって、明らかに違いがわかるんですよ。びっくりしました。

―明らかに違いがわかる!

全然違った!
あと、話を聴きながら、情景がすごく思い浮かぶようになりましたね。
夫の話も母の話も、生々しく場面・光景が思い浮かびます。

―夫さんたちの交友関係というか、周囲の人の理解も進みますね。

そうそう、夫の愚痴の相手がどんな人とか(笑)

―4月に復職ですが、仕事復帰をされたらどう生かしたい、というのはありますか?

即、使いたいです。ママたちの話を聴く機会が多いんです。

医療ケアが必要な子どものお宅への訪問看護の仕事をしているのですが、実は前々からずっと「物足りなさ」を感じていました。
もっとママたちをサポートできるはずなのにって。

ママたちの話を最後までしっかり聴きたい。ママから出てくる情報はとても大切です。それを訊き出すのではなく、自分から自然に話してくれるようにしたい。

その方自身から発せられる言葉が大事だと思うので。中にはあまり話さないママもいます。でも、きっといろんな気持ちや大変さを持っている。こちらが初回の訪問で聴く姿勢でのぞめて、ママが話せたら。話すことで力を得てくれたらと思います。

それは結果、子どもにも還元されることになりますし。話を聴くことで、ママたちの精神的なサポートをしたいですね。

実は転職も考えていて、在宅介護の世界にも踏み込むことになるかもしれませが、「聴く」の学びは一生ものですし、介護の世界でもきっと有効だと思います。

―いろいろ抱え込んでいるママたちが看護師さんに聴いてもらえたら、すっごく助かるでしょうね。
また、介護でも、介護される側、する側、両方に「聴いてもらえる場」って必要だよね、ってよく話題になるんですよ。ぜひ、仕事で活用されたら、またお話を聴かせてください。

復職前のリスナーデビューが当面の目標ですよね、必要なサポートがあったら何でも言って下さい。今日はありがとうございました。

インタビューここまで

あやちゃんが受講した聴くを学ぶ講座の説明会、開催しています。ご興味が湧いた方はお気軽にご参加下さいね。

(2022年1月18日の記事より)


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