プール(2009年)|あらすじ・レビュー
プール 予告編
監督: 大森美香
出演:小林聡美 伽奈 もたいまさこ 加瀬亮
2009年/日本/96分
あらすじ
さよは、ゲストハウスで働く母・京子に会いに来た。
さよが、タイに到着するところから始まる。
市尾が京子にお願いされて、迎えにくる。
その道中、ゲストハウスの隣人、菊子と落合い、涅槃物を観にいく。
ゲストハウスにつくと、京子は、タイの少年・ビーという子供と暮らしていることを知る。さよは、ビーに淡い嫉妬心を抱くが、だんだん市尾、ビー、菊子と触れ合う中で、心を許していく。
感想
分かってはいたけれど、やっぱり好きな雰囲気でした。萩上監督作品かと思ったら違いました。が、しかし、そうだと思い込んで鑑賞しました。
もたいまさこ出てきたときには、きたー!と声に出して言ってしまった。
『めがね』のつづきのようなゆっくりした雰囲気。
舞台は、タイで、ゆったりした時間の中で、ただ過ごす、映画です。
そう考えると、旅行に行ってゆっくりしたい人が、観てもいい映画かもしれません。私は、もたいまさこがプールわきで日光浴をしているシーンで一緒に寝落ちしました。
萩上監督の『カモメ食堂』のレビューでも書いたが、退屈にしか思えなかったこういう作品の良さがすごい分かる。
映画を通して、自分の内面の変化を確認するということが、なんだか不思議に思える。
今のところ、『パンとスープと猫日和』『かもめ食堂』『めがね』『プール』と、観てきたが、『かもめ食堂』が、いちばん話の動きがあるので、面白いかなあ。
『プール』は、ぜんぜん話動かなくて『めがね』っぽいけど、さよたちと、一緒にタイで過ごしている感じで好きです。タイに住みたい、気がしてきます。
PrimeVideoで観ることが出来ます。