未経験でデザイナーとしてリスモテックに入社して2年経った現在の景色
はじめまして!千葉県のクリエイティブカンパニー、NEXTGATE LiSMOtech株式会社でデザイナーをしている山邉です💫
私は30代未経験で全く別の業種からデザイナーへ転職しました。
なぜ未経験で転職したのか、どうしてLiSMOtechを選んだのか、今はどんな仕事をしているかをご紹介します。
デザイナーになりたい方、転職を検討している方の参考になれば幸いです!
デザインの仕事を選んだ理由
私は前職でプログラマーをしていました。
が、業務内容が合わず、現場の環境も良くない状態で、心身が不調になり休職…。
病院に通いましたがなかなか調子は良くならず、最終的には復職しないまま退職することになってしまいました。
体調が回復して仕事を探し始めた時、強く思いました。
「今度は興味を持って打ち込める仕事がしたい!」
自分が興味のある仕事はなんだろう?と考え、たどり着いたのがデザイナーでした。
子供の頃からものづくりをしている人に憧れがありました。
数あるものづくりの仕事の中で、デザイナーを選んだ理由は子供の頃の体験です。
小学生時代、周りの友人の中でWebサイト作りが流行った時期がありました。
メモ帳にポチポチとHTMLを入力し、無料のレンタルサーバーを借りて、素材サイトで集めた可愛い壁紙やアイコンを設定する。
解説サイトを見ながら一生懸命に作ったそのWebサイトは、広大なインターネットの中に浮かぶ自分だけのお城でした🏰
それが原体験となり、Webに関われるデザイナーを志望するきっかけとなりました。
デザイナーを選んだ理由はもう一つあります。
それは、誰かの課題を解決したかったから。
商品が売れない、求人を出しても応募がこない、お店に人がこない…。
そんな課題をデザインの力で解決できたらとてもやりがいがあるだろうな、と考えました。
ただものを作りたいだけなら、趣味でやればいいんです。
仕事としてものづくりに向き合うからには、困っている人の役に立ちたかった。
そのための手段としてデザインを選びました。
どうやってデザイナーになったか
デザインに関わる仕事がしたい!と思ったところで、どうすればいいのかわからず、とりあえず検索してみました。
大雑把に分けて、デザイナー職につくルートはこんな感じです。
・美大や専門学校を出て就活する
・職業訓練校やスクールで学び、転職(就活)する
・身近な人から仕事をもらって実績を積み、転職(就活)する
私が選んだのは「職業訓練校で学び、転職する」でした。
デザイナーを志した時点ですでに30代だったため、美大や専門学校に通うのは現実的ではない。
休職や療養生活で貯金が減っていたため、高額なスクールに通うのも難しい。
身近な人から仕事をもらうにはスキルが足りなすぎるし、そもそも伝手もありません。
そんなわけで消去法で職業訓練校を選択しました。
職業訓練校
授業内容は訓練校やコースによって異なります。
私が通ったのは半年間のコースで、IllustratorやPhotoshopの操作、HTML/CSSのコーディングなどを学びました。
訓練校の授業で学べるのは主にツールの使い方などの技術面です。
正直なところ、訓練校の授業だけではデザイナーになるための知識として不足しています。
そのため、デザイン書を読んだり、動画やブログをチェックしたりしてデザインに関する知識を補わなければなりません。
放課後に居残りをしてクラスメイトと情報交換をしたり、オンラインのコミュニティに参加するのもおすすめです。
訓練校でやって良かったこと
1.主体的に授業に参加する
周りを巻き込んで生徒同士でフィードバックしあったり、いいところを伝えるようにしていました。
話しやすい環境を作るのがとても大事です。
積極的にコメントすることで、クラス全体でいいものを作ろうというムードになります。
2.プロからのフィードバックを受ける
クラス担任が訓練校の講師をしながらフリーランスデザイナーとして活動している方だったので、何かを作ったら必ずフィードバックを受けに行っていました。
また、訓練校卒業生で現職デザイナーの方が在校生向けのオンラインサロンを開催してくれていたので、そこにも参加しました。
コミュニティでは主に訓練校での制作物のブラッシュアップと、ポートフォリオのアップデートを行いました。
現役のプロに添削してもらえる場は貴重なので、逃さないように!
転職活動
デザイン職を目指すにあたってポートフォリオは必須です。
私が通った訓練校では授業中に制作しましたが、カリキュラムによってはポートフォリオ制作の時間がないこともあるようです。
その場合には授業と並行してポートフォリオ作りを進め、講師にフィードバックをもらうのがいいかと思います。
私の場合は授業中に作ったポートフォリオをベースに、担任の講師とオンラインサロンの講師からフィードバックを受けてブラッシュアップを進めました。
メールに添付できるようにワードプレスで作成しましたが、現在の主流はCanvaのようです。
サイト型だとコーディング技術もアピールできるので、Web系の企業に行きたい人はサイト型がおすすめです。
なぜLiSMOtechを選んだか
自宅から通う都合上、千葉〜東京の西側で転職先を探していました。
リスモを知ったのは、千葉県内の制作会社を検索していた時です。
ここがいいな、と思った点は以下の通り。
1.新しい会社で風通しが良さそうなところ。
社風が合う/合わないは本当に重要です。JTC的な会社は合わないと思っていたので、創立から新しい会社や、ボトムアップを大切にしている会社を探しました。
弊社は私が入社した時点で設立から2年という若い会社なので、風通しは抜群でした!
2.社内で勉強会が開催されており、新しい技術やトレンドのキャッチアップを行なっているところ。
デザインだけでなく技術も大切にしている会社で働きたかった。事業責任者(現代表取締役)が元エンジニアということもあり、勉強を続ける社内体制はしっかりしています!
書籍代を負担してくれたり、社内大学の開催や定期的な勉強会も行っています。
独力で勉強し続けるのはなかなかハードなので、社内体制でカバーされていると助かりますね。
3.いろんな業界の実績があるところ。
インハウスのように特定の業界に特化したデザインを求められる会社もありますが、私は一つのことに特化するより色んな業界のお仕事がしてみたかった!
念願叶って今は色んなお仕事をしています。
今どんな仕事をしているか
LiSMOtechに入社して2年。あっという間でしたが濃密な2年間でした。
現在はグラフィックデザイン、Webデザイン両方に携わっています。
関わっている案件としては、飲食店・中古車販売店・クリニック・大学など、色々な業界のお仕事をさせていただいています!
業界ごとに求められるトンマナが全く違うので、毎日刺激がいっぱいです💫
特にグラフィックデザインは制作物の範囲が広く、ポスターやチラシなどの定番アイテムから、店舗に飾るタペストリーや大きな看板まで、多種多様な案件があります!
2年間で変わったこと
この2年間で一番変わったことといえば、間違いなくデザインスキルです。
最初は制作してもお客さんに出せるクオリティに達することができず、何度も修正を重ねたり、先輩に業務を巻き取ってもらうこともありました。
フィードバックを受けて修正していく中で少しづつレベルが上がっていき、最近では修正の回数もかなり減りました。(まだゼロにはできていませんが…)
実物を見てもらうのが一番わかりやすいと思うので、過去の制作物と最近の制作物をまとめた画像を作りました!
こうして見ると、我ながら成長を感じます…😂
訓練校時代はそもそも制作数が圧倒的に足りていないですね。
やっぱり手を動かしてなんぼだと思うので、訓練校やスクールに通っている人は、課題以外にも色々作ってみることをお勧めします!
普段の制作時にもスキルの向上は感じますが、全社総会で表彰された時にはより実感しました!
社内表彰で成果を認めてもらえるのは、弊社のいいところだと思っています。
デザイン以外のこと
デザインスキル以外だと、色々なツールの使い方を覚えました。
Gitは難しくて最初は苦戦しましたが、今は問題なく使えています。
そのほか、GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーも使えるようになりました。
コーディングのスキルもレベルアップしています💪
入社前に制作したLPを貼ろうと思っていましたが、データが消えてました…残念。
最近ではクライアントと直接やりとりする機会も増えてきました。
打ち合わせ前の準備が苦手でしたが、回数を重ねることでどんな準備が必要かがわかってきました。
クライアントが求めていること、達成したい目的を引き出すにはコミュニケーション能力が大切なので、今後もっと伸ばしていきたいですね。
現在はUI/UXを中心に勉強していますが、それ以外にもロゴデザイン、ブランディング、ビジネス知識など、身に付けたいことがまだまだ沢山あります。
何よりデザインスキルにもっと磨きをかけたくて、日々勉強です。
上を目指せば果てしない世界ですが、今後もがんばります!
最後までお読みいただきありがとうございました!
スキを押してもらえるとハッピーです🎉
NEXTGATE LiSMOtechでは、採用活動を積極的に行っています。
当社は「その、変化・挑戦はクリエイティブで前進させる」をビジョンに、2020年4月に設立されました。エンジニア、デザイナー、マーケターの組織構成で事業やユーザーの課題解決を目的とした活動をしており、事業戦略・事業開発・事業成長にコミットしています。
自社プロダクトも積極的に開発しながらモダンな開発技術を採用・推進しており、若手からベテランまで挑戦する機会を大切にしています。
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