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ファスト&スロー | 第5章 認知容易性
ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。
認知容易性
人間は、脳の中でたくさんは情報処理を同時に行っており、いくつもの重要な質問に対する答を常時アップデートしている。 特に何もない時は、認知は「容易」で、システム1が自動的に行う。
問題が発生し、注意や努力を要するとさは、認知に「負担」がかかり、システム2の応援が必要になる。
記憶の錯覚
前に見に単語をまた見るときには認知が大幅に容易になり、
「なじみがある、よく知っている」という印象に結びつく(=過去性という性質)
記憶の錯覚
認知のしやすさ(=システム1の働き)によって、「正」と判断してしまう(=システム2の働き)
→これにより、バイアスを生む。
なお、文章の一部に馴染むだけで、全体に見覚えがあると思い.真実だと考えてしまう.ということもある。
なまけ者のシステム2
人は誰でも、ほとんどの場合にシステム1の印象に導びかれて生活しており、その印象がどこから来るのか、認知がなゼ容易/負担になっているのかを判別することは困難。
=強くそうしなければと動機づけられた時だけ真実性の錯覚を防ぐことが出来る。
→システム2ががんばって働く時には認知負担を感じ、逆に、認知負担を感じた時にシステム2を呼びだす。
→結果、システム1の直感的な答が却下される、ということもある。
く多くの連想は対象関係にある >
認知しやすいは快感
システム1には、認知しやすいと気分がよくなる。
└発音しやすい言葉は好感度が高い
└反復は認知を客易にし、なじみがあるという心地よい感覚を与える(=単純接触効果)
※見ていると認識していない場合でも、効果は認められる
→印象を形成するのはシステム1で、システム2はそのことに気付いていない。
認知容易性、気分、直感
認知容易性を高める操作(プライミング効果や、読みやすい文字)を行うと、直感で正しい答えを導きやすくなる。
また、気分が直感の正確性に大きな影響をおよばす。
└しあわせなとき、システム2のコントロールはゆるむ。
▼flier要約