憧れ
3/27の仕事終わりに、鈴木マサルさんのトークライブに参加してきた。
鈴木マサルさんの布、Lisasでは割とよく使う。
私は美大で染織を専攻していた。
卒業後は手芸メーカーで11年デザインの仕事したのち、料理家に転身し9年。
テキスタイルのデザインをする、という学生の頃の夢は叶えることはできなかったが、テキスタイルがないと成り立たない仕事をしている。
全く染めや織物に関わらないことに後ろめたいような…コンプレックスのような…モヤモヤをずっと抱えては、いるので、こういうトークライブに参加するのは古傷に塩を塗るような行為のような気もしつつ、知り合いに会わなきゃいいな…とコソコソ出かけてコソコソ帰ってきた。
素敵な憧れの作家さんだから、刺激がないわけがない。
お話を聞きながら、学生時代に作った作品のことを考える。
型染めで、キウイの縦断面のリアルな連続柄の作品、作ったな。
その頃から野菜や果物の表情が好きだったな。
卒業前は、覗くってテーマで帽子を仕立てて中を覗き見してもらう展示をして、チラリズムのこと考えてたな。
網戸にひたすらミシンを直線刺繍したり
4回生では染めることやめてしまったな。
とかね。
まあ、そんなことを、思っていて、書こうとしてなかなか文章に仕上げられなかった。
寝落ちしてしまい、5時半起きで書いて1時間かかった。
大学の時、憧れることと出来ることの違いにモヤモヤ悩んでいたんだな、と今回トークライブ聞いて、思えた。
憧れることを叶えるためにちょっとずつトライしてみるってことが、できなかったなと。
色々叶えてきた今なら、頑張る手順を踏んできた今だから、何に悩んでいたのかが少しわかるかなぁと。
で、結局、鈴木マサルさんの制作のお話を拝聴して私が感じたことは
心掴まれたその直感を大切にしよう。間違ってない。ということ。誰かが良いと言ってくれるのを待つのではなくて、自分が一体何に素敵と心揺さぶられたのかをしっかり見つめて大事にしていこう、と。
なんとなく居ても立っても居られない感じで、 Cafe Lisasオープン第一歩とも言える北野ラボ閉店の日に、神戸まで花材取りに行ったり色々忙しいのに、スケジュールの合間に北白川まで行って鈴木マサルさんのスツールを購入してきた。
作品作ることは、仕事にできなかったけれど、テキスタイルのおかげでパァッと華やかになる、その空間を作ることは得意になったかなと思うので、私はこれからも作品をとびきり素敵に使える人でいようと思った。
陶芸作品もそうだなと。皿を展示してても仕方ない、お料理乗ってこそ、だし。
日常に彩りを、大事にする人なんだな、私は。
そう感じた、大事な時間のことを、noteに綴りたかった。
カフェのこと書かなきゃなのにね💦
また明日ガンガン書きます。昨日も22時まで北野ラボにいて、まあとにかくギラギラしてます、忙しい。
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