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M3 MacBook Airで限りなく理想の音楽制作環境を構築できた

来兎の限りなく理想の音楽制作環境

PC

M3 MacBook Air

ヘッドホン

AirPods MAX

外付SSD

SanDisk 4TB

MIDIキーボード

Keystation Mini 32 MK3

実際にゲーム1本分の音楽を制作したので、来兎的にはハードはこの4つだけで音楽制作環境はほぼ完成形です。

なぜM3 MacBookAirなのか?

先日M3のMacBook Airを購入しました。ざっくりスペックはこんな感じ。

CPU     M3
メモリ    16GB
SSD(内蔵) 1TB

3年前に買ったM1 MacBook Airからデータを移行し問題なく使えています。パソコンを使った音楽制作を小学生から40年近くやってます。
これまで8ビットパソコンの内蔵音源、16BitパソコンとMIDI音源、WindowsデスクトップのMIDI音源ヴァーチャル音源併用、インテルMacBookとDAW、そして今のM1MacBookと移り変わってきました。
そして今M3 MBAで「もう十分だな」とほぼ満足行く音楽環境が作れました。

M1 MacBook Airの時点で良いところまでいってたのですが、唯一の欠点が充電の際にUSB-C端子をひとつ専有してしまうことでした。これがM3 MacBook Airでは電源端子が独立したため、USB-C端子ふたつはMIDIキーボードと外部SSDに使うことができます。
もちろんM1でもUSBハブを使えば電源供給もできますが、ひとつ余計にものを取り付けないといけないのは心理的にマイナスだったのでM3の電源端子搭載はかなり嬉しかったです。(ちなみにM2の頃には電源端子はついていましたが、さすがにM1からのスパンが短くて購入には至りませんでした)

M3 MacBook Airの良いところ

必要十分なスペック、拡張性

13インチ1.24kgで程よい大きさ。USB端子も足りています。
そして処理速度の速さ。M1の時点で不満はありませんでした。それがM3ではさらに速くなっています。

オーディオインターフェースが要らない

私は今MacBook Airでの音楽制作はAirPods MAXを使っています。ワイヤレスで音質が良く、必要であれば有線でも使えます。
これが出来るのはMacのサウンドドライバーCoreAudioのおかげです。MacのDAWはこのCoreAudioで動きます。DAWを開いたまま他のアプリの音も普通に聞くことができます。これがWindowsだとドライバの都合で色々面倒事が起こりやすいのです。
レコーディングなど必要なときは良いオーディオインターフェースを繋げればいいです。

高い安定性・トラブル解決がしやすい

不具合が少ないです。そして今回M1からM3にデータを移行しましたが、それも本当にスムーズで、実質作業は4時間ほどで環境セットアップが終わり、予想外のトラブルはありませんでした。
そして割と重要なのが同じPCが中古で容易に手に入ることです。これがApple製品の一番の強みかもしれません。
壊れた際には、同じ環境を復旧させるのがWindowsノートよりも楽なのです。

かかった金額は?

ここではハードのみの合計額を出します。

Apple M3 MacBookAir 16GBメモリー SSD1TB
254,800 円

SunDisk Extreme PRO 4TB USB SSD
65,980 円

Apple AirPods Max
84,800 円

M-Audio USB  Keystation Mini 32 MK3
6,649 円

合計 412,229円

なかなかの金額です。
MBAはM2でもかまいませんし、AirPods MaxもAirPods Proにしたり、ワイヤードのヘッドフォンにしたらもっと安くできます。EDM系の人だったら音ネタは本体に入れて、外付けSSDを削ってもいいかもしれません。そうすれば30万以下も可能でしょう。ただ、内蔵SSDの容量を削るのはオススメしません。内蔵SSD容量を圧迫すると作業に支障をきたします。

究極の環境は?

今回「限りなく理想の環境」でしたが、では「完璧に理想の環境」はどんなものかというと内蔵SSDが8TB以上になれば完璧です。現状でできなくはないのですが、MBAにはSSD8TBのモデルはなく、MacBookPro16インチM3MAXだとSSD8TBの選択が可能となります。

その価格が884,800円。さすがに気軽に持ち運ぶ金額ではありません。いずれ50万切ることを期待します。

さいごに

CPUでいえば、iPadProがM4チップを搭載していて処理速度だけは申し分ないです。しかしSSDは最大2TBというストレージの少なさと、良い音楽制作ソフトとプラグインが揃っていないのが現状主力になり得ない理由です。
しかし、サブ機としてならかなりいい所まで来ています。今後iPadにも期待しています。

ひとまずは、このM3 MBAで私の作曲機材構築の旅は終了です。これからはじっくり曲作りのことだけ考えていければと思います。

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