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note始めるにあたって「決意表明」と思ったら、その前に事件が起こったので(長いよ)
リサオです。1967年3月生まれ。早生まれのせいで丙午(ひのえうま)の猛女たちに揉まれて鍛えられた丁未(ひのとひつじ)。メェメェ。ゴルフ業界に棲息しています。
山あり谷あり、ハプニング満載、支離滅裂な人生を送ってきた。ので、簡単に自己紹介するのがだいぶ難しい。公式な場では一応こんなふうに書いてます。
超インドア文学少女からの遅咲き狂い咲きゴルファー。ふと迷い込んだゴルフ業界でコラム、写真、イラスト等を手掛ける。現在は似顔絵作家として、また、自身のような『こじらせゴルファー』を減らすべく、言語能力や妄想力、オトナになってから始めた強みを武器にゴルフインストラクターとして活動中。
うまいことまとめてみた。ただ、性質については何も言いあらわしてはいないので、ぶっちゃけてみると、基本的には「女優」「芸人」です。お客さんのニーズにこたえる。あなた好みの女を演じられる。但し、飽きるまでは。飽きたらひどい。ヒトデナシ。いま考えると性自認でいうところの「アロマンティック(Aromantic)」ってやつなんじゃないかなーと。詳しくはググっていただくとして、アロマンティックの中でもいろんなケースがあるので、イッパツでこれ!って説明は難しいんだけど、わたしの場合はたぶん「恋愛感情あんまりない。それっぽい時期はあるけど、サイコーに盛り上がってるときでも優先順位が最上位にくることはない」みたいな感じ。学生時代とか、当時はこんな概念なかったからね、当然のようにみんな誰かと付き合ってるから、そーゆーもんかと思って自分もそうしてた。けど、そこここに綻びは出てたんだと思う。
付き合ってる相手と
「なんで一緒にいるのに本読んでるの?」
「一緒にいるのになにが不満や」
とか
「きみにとってオレは一体なに?」
「うわー、難しいこと聞くねえ」
みたいなやり取りがしょっちゅうあったから。
まあそんな感じに「ド直球」だったので、いろいろと悶着を起こし、ニンゲン関係でだいぶ痛い目に遭った結果、20代後半ぐらいかな「直球じゃなくてカーブとか投げられるようになるべきかも!」と思い立ち、なにか行動を起こす前に「フツーの人ならどう行動するんだろ?」って考えてから行動するようになったわけです。あ、ちなみに親しい友人とか付き合ってる相手にはド直球のまま。完全に分けてた。なんの苦もなく。だって女優だから。
ここで、本人を知ってる人からしたら
「え、あんた、全然フツーじゃないことしてる」
「いつも直球勝負じゃん」
と思うかもしれないけど、そしてその気持ちもわかるけど、これでもね、すんません、今まで言いたいことの20%ぐらいしか言ってませんでした。だって、たぶん50%でも出しちゃったら友達だいぶ減る。
とはいえ、女優もほどほどにしないとね
けれどけれど、去年ねえ、ゴルフの先生だからちゃんとしなくちゃとか思って、たぶん人生イチ「フツー」を演じながら、人生イチ真面目にたくさん働いたら、人生イチ体調不良になった。なんだそれって思った。意味あんのかと。一度きりの人生だってのに、我慢したあげく体壊すとか馬鹿馬鹿しいにもホドがある。で、これまでの人生を振り返り、2024年のテイタラクをよーく考えたうえで、今後どう生きていくか、決意表明するぞ!って思った。今まで長文はFacebookに書いてたんだけど、繋がってない人でも読んでなにかしら「をお!」って思うところがあればいいなーと思って、アカウントだけは作ってなんも書いてなかった「note」を選んでみました。
ところが事件が起こった
というわけで、決意表明を書きたかったんだけどね、その前にハプニングがあったから、まずそっちを書きます。ホットなうちに。
前置きが長いね。長いんです、いつも。全力で文章書いちゃうせいで、コラムの仕事とか、早々に息切れしてソッコーやめたくなっちゃう。だから、今やってるコラムの仕事はたったひとつ。
『ゴルフ産業活性化メディア GEW(ギュー)』
ってゴルフ業界誌だけ。編集長が「好きに吠えて」って言ったから。それならできるかもって。とりあえず1年は続けられた。上出来。
粋なゴルファー講座『野暮だよアンタ』って連載です。業界誌だからなかなか一般の人が見る機会はないはずですが、いい時代になったね、WEBで読めます。あとここにも載せます。初回、載せときます。
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WEBはこちらから↓
さて、事件です。
わたくし、やたらに自分に起こるあり得ない怪我とクルマ関係のあり得ないハプニングが多いたちでして、あ、今回はクルマ関係ですのでご安心を。いや、安心はできないな。体は無傷だったけど、おサイフには痛かったから。
しかしね、新年早々ね、来るかね。友人知人にはお馴染みのやつですよ。「よ!待ってました」的な。帰路の途中、空気圧の警告灯が「ポーン」ってついてさ、はいはい、そうですかそうですか、あんたよく何事もないのに騒ぎ立てるよねって。何かに過敏に反応して警告してくることも多いから。これまで「ポーン」の直後に「あ、これはマズい」ってはっきりくっきり思ったのは1回だけ。タイヤがバーストしたときね。第三京浜でね、
「ポーン」
「またまたぁご冗談ばっかり」
「ガタゴトゴトゴト」
「や、これは本気のパンク!」
パンクどころじゃなかった。目の端でひらひらひら〜って何かが飛んでくのが見えた。黒いね、タイヤの切れ端がね。これがほんとの『空飛ぶタイヤ』じゃんって思いながらしずしずと路肩に寄せていったあの日。
「コップに水が半分入っています」テスト
それにひきかえ今回はですね、別にガタゴトいわないしさ、きっと誤作動と思いながらも、や、待てよ、新年だしな、わかんねーぞ、おれの人生考えてみろ、大いにあり得るぞ、と考え直し、「とりあえず空気圧はかってもーらお」って、久々にセルフサービスじゃないガソリンスタンドに寄った。ガソリンちょびっと入れて測ってもらった。まつげの長いシュっとしたおにいさんに。
「大丈夫だった?」
「あのう」
まぢかよー。もおぉぉぉぉー。
「パンク?」
「はい。それが…修理が…」
「できないとこに釘が刺さってる?」
はいはい、いっつもそうだ!いっつも、毎回!修理ができたためしがない。毎回交換なんだから!ばか!前のクルマなんて買って1ヶ月もしないうちに刺さった。端っこに。斜めに。今回もほら、
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端っこで斜めだ!お馴染みだ!もー!
2本交換チーンですよ。幸いなことにわりと一般的なタイヤサイズだったおかげで在庫があった。前のクルマも前の前のクルマも扁平タイヤでぜーんぜん在庫なくて苦労したから、それだけであたしゃね、多大なしゃーわせを感じてしまうの。ああ、なんてラッキーなんでしょうって。ちげーよ。アンラッキーだから釘が刺さってんだよ。まあとにかくね、コップに水が半分しか入ってないのに「半分も入ってるー!」って喜ぶタイプですよ。そう思わなきゃやってらんねーぐらい乗り越えなきゃなんねー出来事が多いの。
で、釘刺さりパンクは何度目だろ。たぶん5〜6回か。釘ってね、刺さる人は何度も刺さる、刺さらない人は何年乗っても刺さらないのよね。ホールインワンと一緒。何度もやる人って存在する。おれはね、ホールインワンみたいな慶事には絶対に縁がない。ティーショットで左の木にぶち当てた球が見事に直角に跳ねて右OBになる、みたいな珍事にしか縁がない。
交換を待ってる間、まつげの長いおにいさんに「釘刺さりのリスクを減らす方法ある?」って聞いたら、工場地帯とか建設現場を避けろって。やー、そんなところは通ってないんだよなー。「ぼく、10年間運転してますけど一度もないです」ってすまなそうに言ってた。いいよ、そういうの、起こらなそうだもん。シュっとしてるもん。
まあしかし、ハプニングにはやたら襲われるけど、たとえばパンクでいえば駆け込むガソリンスタンドにはだいたい恵まれてる気がする。親切で感じのいい店員さんに当たってる。やっぱラッキーじゃん。ぜんっぜんプラマイゼロじゃないけど、でもコップには水が半分も入ってる。まだまだ生きながらえる。ああよかった。しかも空気圧ちょっと高めにしてもらったから、走りが軽いぜー、ふんふんふん♩気持ちいいじゃん。ああよかった。ってことにする。するわ。ちきしょうめ。
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