とある科学の超電磁砲T 16話の感想まとめ

「とある科学の超電磁砲T」の2クール目の第1話ということで視聴しました。原作で言うとドリームランカー編のアニメ化で、ストーリーをざっくり言うとインディアンポーカーという謎のカードが学園都市に流行し、その裏で起きる事件を美琴たちが解決するものです。


一見軽いストーリーですが、その実妹達(シスターズ)編に匹敵するシリアスな内容です。原作既読組からすればこのドリームランカー編は少し構成がややこしくて、大きく3つのシナリオから成るのですがアニメ2クールの冒頭となる本話ではほぼ原作に忠実に美琴とインディアンポーカーの出会いが描かれていました。


私としてはアニメにおいては3つのシナリオのうちどのシナリオをメインに描くかを明示してほしかったのですが、16話においては読み取れず、おそらく3つのシナリオの並行が2クール目で描かれるのだと思います。


そしてもう1つ気がかりな点は、この3つのシナリオを視聴者に上手く伝えられるかにあります。原作漫画ならば何回か読み返せるのですが、アニメでは尺の問題もありキーワードを見逃す恐れがあります。


もちろん16話は導入部分ですので、本作の基本情報を視聴者に伝える役目は十分達成できたと思います。ですから、次回以降どのようにシナリオをまとめ、視聴者に提示してくれるかに期待したいです。


その意味で、16話は導入部分という点では十分な合格点だと思いました。


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