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生きるということ
最近、「昨日なに食べた?」と言うタイトルのドラマにハマっている。
録画したものを今頃観ているのだか、主演の西島秀俊が作る料理が毎回美味しそうで、お腹がすく。
西島秀俊扮する男は弁護士でイケメンなのに、45歳で独身な為、周囲からなぜいつまでも独身なのかと不思議がられている。
なぜなら彼は、ゲイだから。
そしてそのゲイの恋人役が、内野聖陽www
また彼が良い味をだしまくりで、ちょっとオネエ言葉になったり、身をよじらせたりするんだけど、一途に西島秀俊を想ったりするピュアなところが可愛らしいのだ。
西島扮する弁護士は、弁護士のくせに仕事人間ではなく、定時の18時キッカリに仕事を終わらせ、いそいそとスーパー中村屋に買い物へ行く。
そして、安い食材を仕入れいそいそとキッチンへ立ち3品4品のおかずを嬉しそうに作るのだ。
丁度作り終わる頃に、内野聖陽扮する美容師の彼が帰宅する。
そして内野がこれまた美味しそうにご飯を食べるのだよ。
観ていてさらにお腹がすく。
美味しそうにご飯を食べる内野を嬉しそうに見つめる西島。
彼らの幸せはこの時間に凝縮されているのだろう。
弁護士なのに上を目指さず、スーパーで安売り食材を買い倹約生活をする、その事が彼の幸せ。
私は少し前まで、何かを成し遂げる為に生きなければならないと思っていた。
それこそが生きるということだと思っていた。
けれど、そうじゃなくても全然いいんだ。
何者でなくても、いい。
美味しいご飯と愛する人が側にいてくれたら、それで充分幸せだし、そんな人生を生きたい。
「昨日なに食べた?」を観ながら、再確認したのだった。
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