Lisa

INITIAL編集者。パリ在住。アート・スタートアップ情報を中心に発信します。現代アート偏愛。「アートで心を豊かになる社会をつくる」が私のミッション。フランスを中心に展示会や美術館・ギャラリー紹介も。noteはゆるくやっていきます。

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  • アートのはなし

    現代アートを中心に、アーティストの考えや生き方、作品にまつわるストーリーとわたしの見方を紹介します。展示会や美術館・ギャラリー紹介も。

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アートで心が豊かになる社会をつくる

現在私はパリに住み、スタートアップメディア「INITIAL」の編集者として仕事する傍ら、アートプロジェクトに取り組んでいます。なぜアートプロジェクトに取り組んでいるのか、目指したいものは何なのかを綴ります。 祖父の意思を引き継いだ、私のミッションアートで心が豊かになる社会をつくることが私のミッションです。 ひとりでも多くの人がアートを身近に感じ、アートが生活に溶け込むような世界をつくりたい。アート作品やアーティストの生き方を通じて、視野が広がり、心が豊かになるきっかけを提

    • サイドプロジェクトがうまくいく5つのTips

      サイドプロジェクトとして取り組んでいる日英バイリンガルPodcast番組を始めて1ヶ月が経ちました。毎週定期的にコンテンツをリリースしています。 新しいモノやサービスに興味あってすぐ飛びつくものの、飽きっぽく長続きしない私が、珍しく習慣化できています。まだ1ヶ月と短い期間ではありますが、うまくいくTipsを今回のプロジェクトの経験をもとにシェアします。 1.チームで始める 習慣化できたいちばん大きな要素はチームです。今回のプロジェクトは、親友のMiho、Mihoのパートナ

      • フランスの美術館で出会った、3人のミューズたち

        アートを通じて、人生の師に出会ったことはありますか? 私はあります。この世にもう存在しないことが惜しいくらいの、カッコ良すぎる女性たち。このnoteでは、私がフランスの美術館で出会った、大切な3人のミューズたちについて紹介します。 1. Niki de Saint Phalle(ニキ・ド・サンファル)永遠のミューズ・ニキとの出会いは2015年夏、南仏ニースの近代美術館(MAMAC)でした。 カラフルな色合い、大胆な彫刻、自由な表現の裏にどことなく愛の渇望が垣間見える作品

        • 情報発信で、人生を豊かにできる

          INITIAL編集者のLisaです。私は仕事でスタートアップの記者・編集者として記事を執筆する傍ら、趣味でアートやフランスなど海外関連の情報発信をPodcastで行っています。 仕事と趣味両方の世界で情報発信を行う中で、タイトルの通り「人生が豊かになったな〜」と感じているので、ぜひみんなにもシェアしたいと思って筆を取っています。 情報発信のメリット①新たなつながりができる私は「この会社/アーティスト/人/ニュースetcは面白い!」と思うことを主に発信しているのですが、意外

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          8本

        記事

          パリ&LA発の日英バイリンガルPodcastをはじめました

          パリ在住のLisa(@LisaFujino)です。この度、LAに住む親友のMihoと日英バイリンガルPodcast「Lisa&Miho Hang 10」をはじめました。 このnoteでは、誰に向けてどんなトピックを話すの?など、Podcastの概要について紹介します。 どんなPodcastなの?「Lisa&Miho Hang10(ハングテン)」はパリに住むリサとLAに住むミホの二人が、毎週さまざまなトピックを日本語と英語で10分間ワイワイ話す番組です。リアルな英会話・日本

          パリ&LA発の日英バイリンガルPodcastをはじめました

          現代アート好きなら外せない、パリの美術館5選

          こんにちは、パリ在住のLisa(@LisaFujino)です。今回は現代アート好きの私がお勧めする、パリの美術館5選を紹介します。 ①ポンピドゥー・センター(Pompidou Centre)1977年設立。過去の首相・ポンピドゥー氏が文化振興を目的に設立した美術館です。マレ地区の付近にあります。 主に20世紀後半に活躍した現代アーティストをメインに、ヨーロッパ最大級の近現代美術のコレクションを保有しています。ピカソ、マティス、ミロ、シャガールはもちろん、現代アートの父・マ

          現代アート好きなら外せない、パリの美術館5選

          海の世界へ。Pierre et Gilles(ピエール&ジル)パリ個展レポート

          パリ・テンプロンギャラリーで開催中の、ピエール&ジル(Pierre et Gilles)個展に行きました。 ピエール&ジルは、フランス出身のアーティストデュオ。二人は私生活のパートナーでもあり、1976年から活動を開始しています。 写真と絵画をミックスさせた作風が特徴で、ピエールが写真、ジルが絵画を担当しています。また、作品内の人物の多くは彼らの家族や友人をモデルにしたものです。 今年2月にフィルハーモニー・ド・パリで行われていた個展にも足を運びましたが、最終日で人が多

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          アートで世界を変える。フランス人アーティストJR、パリ個展「Tehachapi」レポート

          アートで世界を変えられるのか?(Can Art Change the World?) この壮大な問いを自身の活動で試しているのが、パリとNYを拠点に活動するフランス人アーティストのJR(ジェイアール)だ。 ハットとサングラスが彼のトレードマーク。市井の人々の顔を、世界中の建物や壁に貼り付ける作品に特徴がある。 JR Portrait(Source:JR Facebook Page) 日本では2013年にワタリウム美術館が彼の個展を開いたほか、2018年にはフランス映画

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          近代美術よりも現代アートが好きな理由

          アートの中でも、私が偏愛してるのは現代アートだ。そのため足を運ぶのはルーブル、オルセーなど古代〜近代作品を取り扱う美術館ではなく、ポンピドゥーセンターやギャラリー、ストリートアートなどが中心だ。 近代美術の宝庫であり、必ずしも現代アート大国ではないフランスに住みながら、なぜ私は近代美術よりも現代アートに惹かれるのだろうか。所感を書いていく。 普段は意識しない問いがうまれたのは、先日参加した三菱一号館美術館のトークショーがきっかけだった。 三菱一号館美術館の高橋館長、和田

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          【和田彩花×高橋明也】マネを愛する二人が語る、美術の魅力

          2020年8月25日、三菱一号館美術館は開館10周年トークイベントを開催。同館館長の高橋さんと、アイドルの和田彩花さんが対談を行った。本記事ではトーク内容を元に、三菱一号館美術館の歴史を振り返り、マネを愛する二人が語る、美術の魅力について紐解く。 2010年に丸の内で開館。10周年を迎えた三菱一号館美術館三菱一号館美術館は、2010年4月に東京・丸の内に開館した美術館。三菱地所が運営母体で、主に19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする展覧会を開催する。 特徴的な

          【和田彩花×高橋明也】マネを愛する二人が語る、美術の魅力

          withコロナ時代、アートに起こる4つの変化

          コロナと共生していくこれからの時代、アートのありかたはどのように変化するのでしょうか?今回はアートに起こる「4つの変化」を提示します。 本記事で提示する未来は、2020年3月以降に起きた美術館、ギャラリー、アーティストの動きやヒアリングを通じて現時点(2020年5月)で私が考えた(希望的観測も含む)視点です。 アート業界ではなく、スタートアップ業界ではたらくアートを愛するひとりの視点であり、読者の方はまた違った視点をお持ちかもしれません。ぜひあなたの考えや視点もシェアして

          withコロナ時代、アートに起こる4つの変化