見出し画像

株価の暴落がくる?地球のルネーションサイクル①【マンデン・金融占星術】


地球のルネーションサイクルを検証する

去年「世界大戦がニュームーン期で、今がフルムーン期ではないか?」と、ふとした時に思ったんです。

実は「地球自体にルネーションサイクルがあるのではないか?」というのは、バイオリズムの研究中、ずっと考えてきた事でした。

ただそれにはロジックが必要になるため、昨年から暦の書籍を読み耽けり、計算式を考えていたのです。

そもそも今がフルムーン期(物事の結果が出ている時期)なのは間違いない。そして、階級のリセットは世界大戦から始まった流れ…。だから、ニュームーン期はおそらく世界大戦、そしてファーストクオーター期が東西冷戦終結、ギバウスムーン期がIT革命、フルムーン期はリーマンショックからだろう、と。

実はリーマンショックは、世界恐慌以来の大暴落で、投資家から見ると株のバーゲンセールでした。格差はここから拡大し、世界規模の金融緩和でFIRE ムーブメント(早期リタイア)が起き、世界的に有名な投資家、ウォーレン・バフェットの資産は、約3兆円から一気に14兆円を突破したのです。

これらはお金が膨らんでいく、フルムーン期特有の現象です。またフルムーンの象徴は女性で、それを物語るように女性の成功者が目立つ。

インフルエンサーのカイリー・ジェンナーは、18歳(2015年)で立ち上げたコスメブランドがインスタ運用で大成功。2018年の「米国で最も稼いだ女性起業家」で27位(史上最年少)にランクイン。2019年発表の世界長者番付で、史上最年少の21歳でビリオネア(資産10億ドル)の仲間入りを果たしました。

歌手のリアーナも様々なビジネスで成功し、SNSで有名なカーダシアン一家も全員女性。また最近なら「テイラー・スウィフト効果」で経済が動くといった話題まで…。明らかに経済を動かしているのは女性達の印象です。

ここで、世界が「欠けていく月(女性性のターン)に入っているのではないか?」と感じたんですね。

ちょっと前置きが長くなりましたが、金融には「株式→商品→株式」というサイクルがあり、このサイクルに着目して、最初の計算式を閃きました。金融のサイクルをルネーションに当てはめていくと、見事にハマるのです。

これを見ていると、世界情勢と金融、市民の生活の変化は、全て一致している。今回はまず、金融と世界情勢、生活の変化の3つをテーマに、地球のルネーションサイクルの記事を構成していこうと思っています。

米国株とドル覇権に異変が起きる時期

ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイが、日本の総合商社の株式を取得して話題になったのが、2020年8月。バフェットが購入する銘柄は、それだけで注目が集まることで有名です。

5大商社の株価はいずれもバークシャーの投資前と比べて株価が倍以上になった。特に三井物と三菱商、伊藤忠の3社は東京証券取引所が望ましい投資単位(最低投資額)とする5万円以上50万円未満の基準を上回っている。

「バフェット銘柄」総合商社が株主総会、出資強化で注目高まる

ただこれは「総合商社(商品+貿易)」と「日本(アジア)」である事に目をつけているのではないでしょうか。ルネーションで見ると、2008年からはアジアの時代、2026年からは商品と貿易の時代に入ります。

またバフェットは、バリュー株投資を好む投資家。「安く買って高く売る」という、基本中の基本を実践している方ですが、この「割安」を探すのは大変なこと。

そこでバフェットは、その国の実体経済と比較して「割安か、割高か」を表す指数、「バフェット指数」を生み出しました。彼が日本株を取得したという事は、バリュー株という判断でしょう。

ルネーションでは、これから商品とインフレの時代(2026年〜)で、アジアにパワーが移るタイミングですが、実は金融とは「株式→商品→株式」と約18年周期で動いており、ニュームーン期とフルムーン期だけ期間が2倍の長さです(※約36年)

この36年の時期は、だいたい最初の18年に「インフレorデフレ」に陥る「何か」が起きやすく、フルムーン期ならチャンスや利益を生み出す「何か」がギバウスムーン期に起きやすい。今回ならITバブルが起きました。

前回のバルサミックムーン期(1918~1935)は、第一次世界大戦で敗戦したドイツで、ハイパーインフレが起きました(賠償金に充てるため紙幣をたくさん発行した為)

またその頃、証券パニックからアメリカ発の世界恐慌が起き、世界規模の深刻な大不況に…。日本も昭和恐慌になりましたが、大恐慌前の株価に戻ったのは1954年で、クレセントムーン期(株式・金・デフレ傾向)に入った年。

また直近の「商品・人・インフレ」はファーストクオーター期(1972~1989)で、オイルショックが起きました。日本だとトイレットペーパーを求め、大勢の人がスーパーに殺到した時期です。

また投資家のジム・ロジャーズも「投資のサイクルは約18年〜19年だ」と書籍で指摘していました。確かに過去の歴史を振り返ると、様々なサイクルというのが存在しているように感じます。

もし筆者のルネーションサイクルが正しいのなら、株価が暴落し、コモディティに入れ替わる時期に差し掛かっていると言えます。

また米国では先日、トランプ氏が「十分な軍事費負担のないNATO加盟国を、アメリカは防衛しない」と発言し、ヨーロッパに激震が走りました。

米軍基地を持つ日本も、他人事ではありません。またトランプ氏が大統領になれば、NATOからアメリカは離脱する可能性も…。

また現在の基軸通貨はドルですが、デジタル通貨としては、デジタル人民元がトップを走っていますよね。アジアの時代になった場合、グローバルサウスで「デジタル人民元によるブロック経済」も、あり得るかもしれません。

デフレとインフレは「東西の経済サイクル」

ここから先は

2,524字 / 2画像

¥ 580

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?