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【新書版】ポリス・ラ・ポール〈6〉木蓮と蝶々 発売のお知らせ

 毎日暑いですが、皆様いかがお過ごしですか。

  本日8月15日より ポリス・ラ・ポールシリーズ〈6〉木蓮と蝶々の〈新書版〉の発売を始めました。


〈新書版〉第6巻の表紙

 表紙の背景素材:イラストAC様より
 『青い翼と羽根のキラキラな背景』
甘辛様
  https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=22906455

 表紙の鳥籠を抱いた少年の姿に目を留めた方もおおいのではないでしょうか。

 この少年の名は【スカイ・マグノリア】といいます。マグノリア家の跡継ぎとして【前世譚】に登場します。

【現世譚】の主人公レイ・マグノリアにとって、スカイはご先祖様にあたります。このスカイはとある秘密を抱えているのです。

 1巻から「鳩」が登場していることにお気づきの方も多いと思います。
 私の作品は頻繁に「鳩」が登場します。氏神様が八幡様で神使が鳩だったことがご縁です。「鳩」と「スカイ」の繋がりが分かった時「あっ」と思われる読者様もおられるかもしれません。

 あとがきにも記載していますが、今回Vangeさんに描いていただいた「スカイ・マグノリア」は、他のキャラクターと大きく異なる点がございます。どこかお気づきでしょうか。

©旭山リサ/Vange/Independently published

 そう、スカイだけ笑っていません。これは私がVangeさんに「決意を固めたかのような真剣な表情にしてください」とお願いした結果でした。Vangeさん、本当にありがとうございます。

 なぜそこまでしてスカイが「決意」を固めなければならないのか。鳥籠を抱いているのはなぜか。「飛び立つ自由と勇気」こそ彼を象徴するものだからです。

 詳しくはぜひ本編をお読みくださいませ。

 シリーズまとめ【電書版】はこちらからチェック!


第6巻の舞台は フランス パリ

 フランスで行われた2024オリンピック大会は、いろいろと問題があったので、パリに対して複雑な思いを抱えられている方も多いのではと思います。

 私自身がその1人です。開会式について感じたことはこちらの記事にまとめています。

 現世譚の主人公レイ・マグノリアはフランス人の母と英国人の父の間に生まれた魔法使いという設定です。

 ちなみにレイはアニオタで、元いじめられっ子でした。

 ただし「いじめられたら百倍返し」をモットーにしたせいで、今まで友達がいなかったという設定です。

 学生時代、教科書を用水路に浸されたことを知ったレイは、通学帽で校庭の砂利をすくえるだけすくい、いじめっ子たちをセーヌ川へ追い立て、水中へぶち込みました。

 そんな在りし日を懐かしむ……という、とんでもシーンからこの〈第6巻〉は始まります。

 セーヌ川がどんなものか、オリンピックで知った方も多いのではないでしょうか。

 オリンピックでパリに興味を持った皆さん、ぜひ本作を読んでみてください。私の書くパリの物語は一風変わっていますので、ぜひご賞味あれ。

 今後とも本作への応援を何卒宜しくお願い致します。

旭山リサ







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