「共感できるものを探す」栗栖翔竜【Liquitousメンバーインタビュー 〜Drifting〜 #1】
「一人ひとりの影響力を発揮できる社会」の実現を目指し、GovTech(政府“Government“×技術”Technology“)の分野で挑戦を続けている、株式会社Liquitous。そこには全国から、様々な経歴、そしてスキルを持った若者が集まっています。彼らは一体何を思い、この場所にやってきたのでしょうか。このインタビュー企画では、メンバーの歩みと、Liquitousにたどり着いた(Drifting)理由に迫っていきます。
記念すべき第1回は、Researcher(リサーチャー)とCommunicator(コミュニケーター)を兼任する栗栖翔竜が登場します。
広報という立場から、Liquitousを対外に発信する立場にある彼が、“コミュニケーション”という分野に強い関心を抱いたきっかけを聞きました。
――自己紹介をお願いします
Researcher(リサーチャー)とCommunicator (コミュニケーター)を務めております、栗栖翔竜です。SNSやYouTubeといったデジタルメディアを運用し、弊社に関する情報を発信しています。大学ではメディア政治学と、精神分析学を専攻しています。
――Liquitousとの出会いは?
約1年前(21年5月)に、大学の同期だった千島くんに誘われたのがきっかけです。もともと政治について研究していたこともあり、“新しい政治参画の仕組み”というテーマに強い関心を抱き、Researcherとして参画しました。
――何をしたくてここにいますか
社会だったり家庭だったり、個人が集まることで形成される“コミュニティのあり方”について、探求していきたいと考えています。行政と市民にとどまらず、人と人との繋がりによって生まれる”コミュニケーション”の、適切な方策を生み出したいです。やっぱり社会というのは、対話あってこそ成立するものだと思いますが、その中で誤解や争いが起こっているのも事実です。お互いを理解し合える、そんなコミュニケーションの形を見つけられれば、そしてそれをLiquitousという場所から発信していければと、考えています。
弊社は政治や行政の領域を中心に、幅広いステークスホルダーの方々と関わって仕事をしているわけですが、やはり「それぞれの相手に合う手法」というか、あらゆる角度からのアプローチが、コミュニケーションには求められていると認識しています。ですから、決まったやり方に留まるのではなく、常に新しいコミュニケーションの方法を模索し続けています。社会に“共感”を一つでも多く生み出す存在になりたいです。
――Liquitousにたどり着くまでの人生について
高校生の時に、オーストラリアの学校を訪ねる機会が、あったんです。植樹の授業などがあって、なかなかユニークな学校でしたね。そこには100を超える国と地域のルーツを持つ学生が通っていました。
学校を発つ日に、そこの校長先生から頂いた「自分と他者との“共通点”を探しなさい」という言葉が、今でも心に残っています。他者との“違い”を見つけるのは簡単です。それこそ生まれや外見だったり、価値観だったり、小さな違いでもすぐ目につきます。逆に相手と同じ部分を見つけるのは、案外難しいような気がして。“共感できるものを探す”という行為の重要さを感じた時から、その第一歩でもある“コミュニケーション”に、強い興味を抱いたんですよね。
大学では、メディアを通して生まれる“世論”という概念や、一方で個々人の持つ価値観の成り立ちなどについて研究していますが、違いを持つ一人ひとりが、相互に理解し合うために必要なものを捉えるという意味で、これまでの経験が原体験として存在している気がします。
――次回のインタビューに登場する藤井海の印象について
常に本を持っていらっしゃる方です。いつでも新しい学びを取り入れようという姿勢は、非常に尊敬していますし、その姿勢こそResearcherに求められる“あるべき姿”なのではないかなと思います。それでいて、誰とでも仲良くなれる。同い年ですが、Liquitousで活動する上で“お手本”のような存在です。
次回更新は3月6日(日)の予定です。
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Liquitousからのお知らせ
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募集業種:リサーチャー
先進・類似事例の調査研究を実施しながら、ヒアリング・コンサルティングを行い、実装にあたっての計画・実行案を策定する業務に携わります。
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