【LIPSウェビナーレポ・Day1】LIPS人気インフルエンサーが語る!コロナがもたらした、美容への価値観の変化
こんにちは、Team LIPSのmamiです。今回の記事では、大好評のうちに終了した広告主様向けウェビナーを、まるっとサマリーしてお届けします!
本ウェビナーは、<3Days> 美容業界最前線!各業界のプロが語るWithコロナがもたらした変化とWithコロナ戦略と題し、2021年3月24日から【3日連続】で配信を行いました。
まずは「Day1・人気インフルエンサーが語る!コロナがもたらした美容への価値観の変化」を、note記事の形にしてお届けします。LIPSユーザーを代表するインフルエンサーのひとり、hosoさんの【最新コスメ事情】に迫っていきましょう。
スピーカー/hoso:LIPSアカウント
LIPSでは6.5万人(*2021年4月6日現在)以上のフォロワーを抱え、Twitter・Youtube・Instagramでも活動。LIPSのInstagram LIVE「水曜日のプリンセス」ではMCにも挑戦中で、その飾らないキャラクターが人気を集めている。
モデレーター/紺野佳南
AppBrew LIPSブランドパートナーチーム ジェネラルマネージャー。2018年からAppBrewに参画し、LIPSの商品開発、販路戦略、ブランドコミュニケーション戦略などの業務に従事。
#1 美容の情報源と、SNSの使い分け
人気インフルエンサーとして、日々気になる化粧品のチェックに余念のないhosoさん。普段から、LIPSはもちろん、いわゆる”美容アカ(アカウント)”をフォローしているTwitter、Instagramのチェックは怠らないとのこと。さらにインフルエンサーならではと言えるのが、「検索エンジンも使い、正式名称や公式サイトの商品情報、コンセプトも確認している」という点。ブランドが押し出す製品の特徴を把握したあとに、自分の感想も踏まえて商品レビューを書くように心がけているそうです。
「SNSは、各媒体の特性や自分の目的に合わせて使い方がバラバラです。例えばTwitterはスピード感を重視して情報収集をメインに使っており、プライベートなコスメ以外のことをつぶやくこともあります。それに対してYoutubeは、コスメのテクスチャーやラメ感、ツヤ感を伝えたいときに使用します。まだ更新頻度も高くはないですが、素の自分を皆さんに知ってもらえる場でもあるので、頑張って活動しています。」(hosoさん)
また、LIPSはそれら複数のSNSの情報をすべて包含した存在として使用しているといいます。hosoさんの持つアカウントのなかで最もフォロワーが多いのがLIPSということもあり、熱量をもって投稿中。毎回、長文でコスメへの愛を語ってくれていますが、それでもかなり添削し、短く調整してから投稿しているとのことで、そのパワーに驚かされます。
他のSNSと比べると、LIPSは"毎回違う人がいいねしてくれる"という特徴があるそうで、「Instagramのように私自身(投稿者)のファンになるというより、検索などから商品をきっかけに投稿を見て、興味を持ってくれる方が多いと感じます。」とのことでした。
#2 コスメインフルエンサーのお財布事情
24歳のhosoさんが、毎月コスメにかける金額は【毎月2万円】ほど。春の新作やクリスマスコフレの時期には5万円に届く月もあるそうで、彼女の年齢を考慮すると、やはりコスメに対してかなり支出が多いように感じます。
ちなみに、LIPSユーザーの美容投資額は1万円〜3万円がボリュームゾーン。多くのユーザーが月に多くの金額を美容に費やしているのがわかります。
「なかでも、スキンケアにはお金をかけていると思います。たとえば、1本化粧水を購入すると、そこから”ライン買い”したくなってしまい、結局フルラインで揃えてしまうこともしょっちゅうです。」(hosoさん)
#3 新型コロナウイルス感染症の拡大と、コスメのお買い物
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、昨年から私たちの生活様式はガラッと変化しました。外出自粛や商業施設の時短営業、在宅勤務やマスクによるメイク機会の減少など、美容業界が受けた打撃も計り知れません。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響によって、関連するEコマース市場はにわかに活気づきました。それは小売業のなかでもEコマース化が難しかった美容・コスメ業界がキャズムを超えるためのひとつのきっかけになったことは間違いないでしょう。
「元々コスメは店頭に行って商品を手にとって、試してから買いたいと思っている派でした。特に”香り”は画面からは伝わらないので、香水やスキンケアを通販で買うことには抵抗がありました。しかし、新型コロナウイルス感染症が流行ってからはデジタル(オンライン)で買うことへの抵抗がなくなったんです。香水やスキンケアも、一度購入して”いけるな!”と感じてからは、購入へのハードルが下がりました。むしろ送料ラインなどを考慮して、欲しかったものを一気に2、3個まとめて買ってしまうこともありますね」(hosoさん)
さらに、実際にどこの通販サイトを利用するのか?という話に展開しました。hosoさんの場合は話題の韓国コスメや中国コスメはQoo10で購入。少し値の張るデパコスは公式のEコマースサイトで、とブランドの価格帯によって購入先を使い分けていることもわかりました。1万円を超えるラインがhosoさんにとっての分岐点になっており、それを超えると正規品への安心感やブランドの世界観を求めて公式サイトをチョイスするそうです。
セミナー中はEコマースについての話に花が咲きましたが、「いくらEコマースが身近になったとしても、色味が重要なアイテムやスキンケアは、本当は店頭で買いたい」という言葉は、コスメ好き全員に共通した思いのように感じました。
#4 今後のトレンド予想&注目商品
いまやメイクやファッションのトレンドはインフルエンサーから生まれるといっても過言ではない時代。LIPS内でも6.5万人を超えるフォロワーを抱えるhosoさんが思うメイクのトレンドや、注目商品について聞いてみました。
「マスクが必需品になって、メイクが薄くなっているのでは?といわれていますが、私は逆に濃くメイクをするようになりました。マスクから出ている限られたパーツで勝負するようになり、アイメイクに力を入れたり、マスクから出ている部分にハイライトを入れる研究をしたりしています。」(hosoさん)
マスクによってメイク崩れがより気になるようになり、LIPSでのレビューもキープ力重視という切り口での下地やパウダーの紹介が増えています。また、コロナ以前はまだ美容感度の高い人しか使用していないイメージがあった「キープミスト」も、一気に市民権を得て、需要が高まっていることを感じます。
(hosoさんは2020年の夏にキープミストのクチコミを投稿。)
また、マスクによって需要が下がったと思われている口紅についても、ウェビナー中にこんな発言がありました。
「ウォーターティントが来てるなぁ、と感じています。さらっと付けられて、水みたいに軽いつけ心地なのが素敵です。ツヤ感があるけどマスクに付かない、ティントでカラーキープ力もあるという点でも、今後のマストアイテムになっていくのではないでしょうか。
具体的には、セザンヌさんのウォーターリップティントはナチュラルな色で使いやすく、春らしい”垢抜け感”が出るので使っています。垢抜け、ナチュラル、というのはLIPSでも人気ワードではありますが、春に向けてその傾向がより強くなっているように感じます。」(hosoさん)
#5 信ずるに足る価値があるクチコミとは
最後に、「クチコミ」についてhosoさんの捉え方を伺いました。
「釣りっぽい文言、広告っぽいものというのは注意しながら読みます。でも、いわゆる”PR案件”でも、発信する方(インフルエンサー)が本当にいいと思っているものは文章の熱量などで自然と伝わってきます。クチコミの長さであったり、テンションであったり。ホームページの文章やキャッチコピーをそのままコピペしているようなものなどはその人の本心なのか注意して読み、他の方のクチコミもあわせて見て、総合的に判断しています。たくさんのクチコミを合わせて、正解にたどり着く感じです。」(hosoさん)
また、クチコミや星の数といった点数評価以外に「このアイテムがほしい!」となるポイントを伺ったところ、意外にも「ブランドのこだわりや制作秘話」とのことでした。
商品そのものの機能性はもちろんですが、公式サイトに掲載されているブランドヒストリーにまで目を通して、商品を理解しようとする姿勢が、フォロワーさんたちから支持を集める秘密なのだと感じると同時に、今後はインフルエンサーではない一般の消費者の方もストーリーやブランドメッセージを重視して商品を購入していくようになるのではないかと感じました。
今回ご協力いただいたhosoさんはじめ、LIPSではたくさんのインフルエンサーが活動中!
インフルエンサーの声を直接ヒアリングできる座談会などの広告メニューもございますので、お気軽にお問い合わせください。
LIPSで出稿をご検討の企業様は資料をDLの上、lips-sales@appbrew.ioまでご連絡ください。
Day2、Day3のウェビナーレポートも更新予定ですので、ぜひそちらも合わせてチェックしてください!
過去の記事はこちら
【LIPSが大予想!】ユーザークチコミから紐解く、美容トレンドの”今”とは?【2021年4月1号】
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編集協力:野原うさぎ
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