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Photo by
noouchi
手ごねパンが助けるポモドーロテクニック風作業
最近、手ごねパンを作る機会が多い。パン作りの合間に動画を作ったり就活の作業をしたりしているが、これが非常に集中できて助かっている。
まず、パン作りは①こねる②一次発酵③ベンチタイム④二次発酵⑤焼く⑥完成とプロセスがはっきりしている。各段階の視覚の変化も大きいから飽きない。
そして発酵やベンチタイムなど、まとまった待ち時間が多い。これが特に助かっている。あと30分、あと1時間と決まっているから集中して取り組めるし、無理な計画をせずにすんでいる。たぶんもっと短い、あるいは長い待ち時間だと、自分の気質からすると遊んで終わると思う。これ、かなりポモドーロテクニックに似ているなと思うけど、本家よりちゃんとできる謎もある。体を動かすからか、報酬がはっきりしているからか。うーん、わからん。
しかし、まあ、パンを作っている時は台所と作業部屋を3、40分間隔で行ったり来たりしているのだが、不思議にどちらもはかどっている。これも台所でパソコン仕事しようなんて考えると、パンが気になって集中できない気がする。
自分はかなり集中力がないし、だらしない質なので一箇所で長時間集中し続けるなんてできたことがない。パンとパソコンのシャトルランはこれ以上ないくらいのペアリングだと思っている。パンを作り、部屋を移動するだけの動きでもけっこう気分が変わるものなのである。
それに、最後は美味しいパンができ上がることが何よりの喜びだ。行ったり来たりして良かった!と本気で思いながら食べている。
ただこれの悪いところは会社ではできないこと。もし社会復帰できたら、どうやって集中力を切らさないでいよう。いや、集中力は切れているのか。いかに新鮮な集中力でいさせるかが課題となるんだろうな。
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