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【西武ライオンズ 今日の見どころ】今井の課題は 立ち上がりの制球力
●初回に7四死球 三者凡退がない今井
【5日◇ライオンズ‐マリーンズ17回戦(ベルーナドーム)18:00】
【ライオンズ球団通算5,000勝まで、あと10勝】
5月14日を最後にホームランの出ていなかった中村剛也が1試合2発。劇的な“おかわりサヨナラ“で「勝負の8月」を3連勝でスタートした。
きょう勝てば、今シーズン3度目の4連勝で、貯金は最多の10となる。二桁貯金となれば、リーグ優勝した2019年以来3年ぶりになる。
きょうが今シーズン5試合目の先発となる今井達也だが、課題はハッキリしている。立ち上がりの制球力だ。ここまで25イニングを投げて15四死球の今井だが、半分近い7四死球を初回に与えているのだ。
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過去4試合、初回を三者凡退で終わらせたことはなく、得点圏に走者を進ませたケースが3度。最近2試合の登板では、いずれも初回に失点をしている。
2回以降は、総じて相手打線を抑えており、球数も激減する。それだけに初回のピッチングが、成否の大部分を担っている。
マリーンズ石川歩には今シーズン3度対戦して、勝敗こそ1勝1敗だが、防御率2.14。奪った得点はソロ本塁打が中心で、テンポ良く球数少なく抑え込まれている印象だ。ただ、そのテンポの良さに付け入る隙があるのか。石川のカウント別の成績を見ると、「0-1」「1-1」「2-1」「3-1」と、ワンストライクを取った状況での被打率が、いずれも3割を超えている。
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今シーズン6本の被本塁打も、すべてワンストライクから打たれており、バッターからすれば、石川がツーストライク目を取りにくるボールが、最も狙い目になる。
マリーンズは新型コロナ陽性判定者が続出。仙台でのナイトゲームを終えての当日移動と、不利な条件が揃ったゲームになる。ライオンズとしては、同情は禁物。増田達至が1軍復帰するとの報道もある。着実に勝利しておきたい一戦になる。