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【西武ライオンズ 今日の見どころ】武内 地元福岡2度目の登板 前回の雪辱をして みずほPayPayでの連敗ストップなるか
●武内 初の凱旋登板は 完封目前で無念の降板
【4日◇ホークス-ライオンズ14回戦(みずほPayPay)18:00】
東京ドームでの敗戦から中1日。みずほPayPayドームに移動しての福岡ソフトバンクホークス戦になるが、武内夏暉の先発でみずほPayPayドームと言えば、嫌でも思い出されるのが、5月19日の一戦だ。
ルーキー武内にとって、初の地元福岡凱旋登板となったゲームは、1回表に蛭間拓哉の適時二塁打でライオンズが先制。その1点を武内が守り切り、8回裏までホークス打線を相手に無失点ピッチング。
ところが、完封勝利も見えてきた9回裏、先頭の周東佑京にヒットを打たれたところで、武内は左脚を攣ってしまい、治療の甲斐なく結局降板。
すると緊急リリーフとなったアブレイユが、柳田悠岐に同点タイムリー、さらには近藤健介に勝ち越し二塁打を打たれて、まさかの逆転サヨナラ負け。武内の凱旋勝利やプロ初完封など、瞬く間にすべてが吹き飛んでしまった。
武内が福岡で投げるのは、あの日以来となる。雪辱への意欲はもちろん、今回は最後までひとりで投げ抜く覚悟を秘めての登板になるかもしれない。
●PayPayドーム7連敗になると 球団ワーストタイ記録
ただ、ライオンズは現在ホークス相手に5連敗中で、今シーズンの対戦成績が2勝11敗。みずほPayPayドームでは6戦全敗と、開幕から3ヶ月以上が過ぎるなか、まだひとつも勝てていない。
1993年に福岡ドームが開業してから、ライオンズがこの球場で最も長く負け続けたのが、2017年の7連敗(シーズンをまたいでの連敗は除く)。もし、きょうの試合に敗れると、この連敗記録に並んでしまうことになる。
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ちなみに、この17年はヤフオクドーム(当時)で、シーズン12試合して1勝11敗と、ボロ負けをした。このままだと、その再現になりかねない。
武内が現在4勝0敗で、ホークス戦の対戦防御率が0.56。対するホークス先発の大関友久もほうも開幕5連勝中で、対ライオンズは勝ち星にこそ恵まれていないが、昨シーズンから2失点以上した試合がない。
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両サウスポーが通常の投球をすれば、ロースコアでの競り合いになる可能性が濃厚だ。
武内には、2度目となる故郷のマウンドで、チームを福岡での今シーズン初勝利に導いてもらいたい。