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【ぬけだ荘】ぬけだしはステップ状に
こんにちは、いとりんです。
去年の6月。年明けから新型コロナウィルスが流行しだして、3月終わりからの全国緊急事態宣言。6月はたしか、3月からの休校が解除されておそるおそるだったような気がします。(普段、小中学校のパソコン支援員をしています)
ちょうどそのころスタートした、あるプロジェクトが8月末で終わりを迎えたので、振り返りをしようと思います。
そのプロジェクトとは、私が所属しているオンラインサロン前田デザイン室の長期プロジェクト「ぬけだ荘」。
各々の「抜け出したいこと」に向けて、みんなでチャレンジしてきた1年とちょっとです。
https://nukedasou.maeda-design-room.net
宣言のしかたに失敗したかも…。
私のぬけだ荘の宣言は「自己否定のループから抜け出したい」でした。
けどこの宣言、目標設定としていきなり失敗しちゃってます!
なぜかというと、「何がどうなったら抜け出した、なのかの基準がわかりにくい」から。
例えば、「本を月に2冊読む」とかだと達成できたかどうかわかりやすいじゃないですか。読んだのか読んでないのか。1冊なのか、2冊目の途中なのか、3冊目に突入したのか。でもこの「自己否定のループから抜け出す」って、こういう「確実に達成しました!」っていうのがわっかんない!
自分の抜け出し目標を「解釈」した
というわけでいきなり自己否定する材料を自ら投下してしまった私。じゃあどうするかな?と考えました。漠然と「自己否定から抜け出す」を考えてもしょーがないので、「自己否定で何ができていないか?」にフォーカス。
「話しかけてみよう」を目標にしたり、
「自己肯定感が上がりそうな行動」に注力するとか、
自己否定しちゃった瞬間への対策を考えてみたり。
め、迷走してますな…。
ふと思ったけど、これも自己否定のなせる業かもしれない。自分が考えていることを正解にできないから、どこか別のところにある正解を求めてウロウロ。
ウロウロしてるから、結果がでなくて正解かどうかもわからない。
うん、負のループ!
本もよく読んだ
元々読書は好きなので、おすすめの本を読んだりもしました。
読書記録を残してあるのはこの一冊だけだけど、この時に出てきた価値観はずっと行動の軸になってます。(時々、いや大抵忘れてる気がするけど)
他には、阿部広太郎さんの『それ、勝手な決めつけかもよ?』も良かった。阿部さんの本は、すごくやわらかーいクッションに包んだ後にフワッと背中を押してくれる感じ。優しいんだけど、確実に後押ししてくれる本でした。
最終的に落ち着いた方法は、ループを短くすること
ぬけだ荘の活動でふと思ったのは、「自己肯定感を上げる行動」=「自己否定を軽くする方法」ではないのかな、ということ。
グラレコをいっぱいして褒めてもらって、その部分では多少自信はついたけど、自分では納得できてないことがほとんどだしもっと上手になれると思っている。
話しかけるのにまだエネルギーはいるけど、話しかけてしまうと何とかなる。
けど、相変わらず自己否定はしている。
もしかしたらこの方法を続けていれば、いずれ自己否定はしないようになるのかもしれない。けど、それっていつなんだろう??
なので、「自己否定」のほうを直接どうにかするためのアプロ―チを考えました。
自己否定してしまうことを防止するのは現実的ではない。(だって息するように自己否定してるんだもん)なので、まず「ループ」のほうにアプロ―チすることにしました。
自己否定したら、なるべく早くそれに気づいて、「おっと、ループに入ってないか??」とちょっと離れたところから見てみる。さらに、その時に感じていたことについて「思い込みや勘違いじゃないか?」と分析してみました。
ループの中にいるとぐるぐる回ってしまうけど、一旦出てしまえばとりあえずその時は動きを止めることができます。また気づいたらループに戻ってることもあるけど、その時はまた気づいてループから出るだけ。
これを繰り返すうちに、自己否定してからループに気づいて抜け出すまでの時間を少しずつ短くしていって、最終的になくなっちゃわないかな、と期待してます。
なんかいたちごっこな気がしないでもないけど。
新規プロジェクトへの参加は、賭けかもしれない
今、前田デザイン室の中で大きなプロジェクトがいくつか動いています。そのミーティングに出ていて感じるのは、「自己否定」自体は相変わらず私の奥底に陣取っています。
「自分は嫌われている」前提で、コメントをするも「迷惑じゃないか」と思い切り参加できなかったり、私が中途半端に参加しないほうが良さそうだと思ったり。自分で「そんなわけない」と否定しても「いやでも万が一…」と上書きしきれない。
メンバーやリーダーの優しい言葉に嬉しいと感じながらもいやいや建前だと思う自分がいます。
めんどくせー(笑)
とはいえ、これが自分であることも事実。
10月からは前田デザイン室の内外で新しいチャレンジをたくさんしています。(少しは配分を考えろ)
その途中できっとまた自己否定することがあるだろうから、その時はまた「おっとぉ?」と一歩引いて方向転換していきます。