【第14回】株式と債券どっちがお得?それぞれの違いとメリットを解説!!
秀吉:はぁ・・・
元就:どうした?秀吉殿。
秀吉:あぁ元就、この前、投資家だというやつらと飲みに行ったんじゃ
元就:ほ~・・・なぜ?
秀吉:わしの方が明らかに偉いのに、
みんな”マウント”というものをとってきての!
なかなかに腹が立った!!
元就:そんなことよりお主が
投資家と飲みに行く謎人脈がすごいと思うがな。
秀吉:わしも投資しまくってやる!!
と闘志に火はついたんじゃがのう。
元就:おっ!ダジャレ?
秀吉:株式については学んだからさっさと株でも買ってくるかのう
元就:まだ勉強というには未熟だと思うぞ?
例えば債券とか、そういう事は知っているのか?
秀吉:さささ、さいけん・・・?教えていただいてもよろしいでしょうか?
元就:素直じゃな。わかった、
そしたら債券について簡単に学ぶか。
わしもかじった知識だがな
秀吉:ありがとうございます!!
「秀吉、投資家に知識でマウントを取る」の序章じゃ!
元就:完結はいつになるかな・・・
そもそも債券とは、有価証券のことなんだ。
秀吉:有価証券、つまり株式とかと一緒ということか?
元就:そうじゃな、目的だとか特性が違う。
国や企業などが投資家から
お金を貸してもらうために発行するもので
「お金を貸してください!
そのかわり期日が来たら利息をプラスして
約束通りお金を返します!」
といった感じだ。
秀吉:うんうんうんうん、それで株式とは何が違うんじゃ?
元就:単純な話じゃが、
あらかじめ利率や返済期日が決まっているので、
株式に比べてリスクが低い。
秀吉:おっ、リスクが低い!最高!!
もう債券だけ勉強しようかしら
元就:まあまあ待て、
もう少し比較してからでも遅くないだろう。
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」ってな
秀吉:それワシじゃなくて家康だけどな。
元就:今更だけど
「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」
って超イケメンっぽくないか?
乙女ゲームとかで出てきそうだな。
秀吉:えへへ、まぁそうっすかね?
元就:実際がこちらか・・・
秀吉:おい、なぜ落胆する!
それで、株式と債券、どっちがいいのか教えろ!
元就:いいのか、悪いのかは状況にもよるが、
とりあえず両者の違いじゃな。
「リスク」の面で話すと、債券はそもそも
企業にお金を貸していることを意味するだろ?
となると、企業が経営破綻などしない限り、
少なくとも返却はされるわけだ。
秀吉:つまり?
元就:業績悪化などの影響は受けないわけだ。
秀吉:えっ、最高じゃん!やば!債券くん好き!!
元就:すぐそうやって好き好き言って・・・
でもな、業績に影響されるといったように、
リスクは確かに低いが、企業が好調だとしても
リターンはあらかじめ決められた分しか期待できないわけじゃ。
秀吉:げっ、ほんとじゃ!罠じゃないか!
元就:罠ってほどでもないがな。
株式の場合は逆に元本保証がないなどリスクは高く見えるが、
会社が好調ならリターンは2〜3倍にもなって返ってくるだろ?
秀吉:確かにそうか・・・
元就:それから債券の種類の話もしてなかったな。
秀吉:債券にも種類があるのか?
元就:もちろん。国債、社債、金融債、
上げだしたらキリがないほどたくさんあるが、
これくらいは聞いたことあるだろ?
秀吉:ああ、わしもただ長生きしてるだけじゃないからのう。
元就:生まれたの500年前だもんな・・・
債券にそれほど多くの種類があるといったことは、
それぞれに特徴があるということじゃ。
秀吉:ふむふむふむ。
元就:突然だが秀吉殿、先程あげた国債、社債、
どちらのほうがリスクが高いと思う?
秀吉:えーっと・・・国とついてる時点で
リスクは低い気がするのう
元就:うん、その通り。
国債の方がリスクが低く、社債の方がリスクが高い。
国より先に会社が潰れる可能性の方が高いだろ?
秀吉:そうじゃな!
というかぜひともそうであってほしい・・・
元就:このように、債券といっても様々なものがあるということだ。
秀吉:へぇーなるほどな。
(LINEの通知音) あっ、すまん元就!!
例の投資家グループがわしをお呼びのようじゃ
元就:腹が立ったとか言いながら仲良くやっとるんじゃな
秀吉:わしを誰だと思っておる?
使えると思った人脈は使う、そういう男じゃ。
元就:こういうところが信長殿に気に入られた点なんだろうなぁ・・・
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