もしも、2泊3日の金沢旅行がずっと雨だったら。
こんにちは!金沢のライフスタイルホテル「LINNAS Kanazawa」を運営する会社 Linnas Designです。
金沢はただでさえ「雨が多い街」と言われている上に、しっかり梅雨も存在しています。
なので、これからの時期は特に、このタイトルのような「金沢旅行の日程、ぜんぶ雨やん……。」なんてことがあるかもしれません……。
でも、どうぞご安心いただきたい!金沢は雨でも楽しめる街。2泊3日雨続きだったとしても、ネガティブなことはありません。
今回は現地ホテルマンの私(Chichi)が、当ホテルの梅雨の金沢満喫連泊プランをもとに考えた、「雨の日の金沢観光スケジュール」をご紹介します!
1日目
12:00 美術館巡り
金沢といえば「アート」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
美術館は天候関係なく楽しめるので、雨の日にもうってつけの観光スポット。王道の21世紀美術館だけでなく、もう一箇所くらい周りたいところですね!
雨の日に特におすすめなのは、石川県立美術館。
石川県の歴史・美術工芸の伝統をふまえた、石川県の地域文化に関係ある作品を中心に収集されています。
鮮やかな色彩の九谷焼が見どころ。外はどんよりしていても、気分が華やぐような明るく美しい色を纏った作品がたくさん。
また、併設のカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」に立ち寄るのも◎。石川県出身の有名パティシエ、辻口博啓氏プロデュースとあって、芸術レベルで美味しいスイーツが揃っています。開放的な窓から見える緑も、雨の日はより一層青々として素晴らしいのではないでしょうか。
18:00 片町ディナー
ホテルにチェックインして荷物を置いたら、夜は金沢の繁華街「片町」へ。一流レストランからディープ居酒屋まで、全ジャンル楽しめるグルメタウンです。
「雨なのであまり外は歩きたくないわ〜」という方も、片町周辺だけでしっかりハシゴ酒が完結します。うっかりすると朝になります。その頃には雨とかどうでもよくなっています。そのくらい楽しい街です!
以下、観光ゲストも行きやすい、片町周辺のお店ハシゴ酒コースを紹介しますね。
※ちゃんぽんして二日酔いにならないよう、ワイン系が飲めるお店しばりにしてみました。どれも、金沢でしか出会えない味・雰囲気がありながら、アットホームなお店です。
2泊目
近江町いちば&ひがし茶屋街
2日目の朝は、海鮮からスタート。近江町いちばはアーケードがあるので、雨でも濡れることなく市場散策が楽しめます。新鮮な魚介の食べ歩きはもちろん、朝から回転寿司に行ってみるのもおすすめ。
大人気のローカルチェーン回転寿司「もりもり寿司」も、お昼時より比較的空いていますよ。
傘を差していると、人混みはちょっと煩わしいですよね。金沢の名所「ひがし茶屋街」も空いてる時間帯から行くのがベストです。
ひと通り散策してお土産を買ったら、旅の思い出にオリジナルアクセサリーを作ったり、カフェでひと休みしたり…。
泉鏡花記念館や、金沢文芸館で、雨の日にゆっくり文学に触れるのもいいと思います。
(↑ひがし茶屋街でできるおすすめのクラフト体験)
プライベートサウナ
このプランは、当ホテルLINNAS Kanazawaに宿泊することを想定しているので、ここから先はホテルステイ含め周辺を楽しむ時間。
夕食はホテル周辺で。徒歩3分圏内にも美味しいご飯やさんがたくさんあるので、雨でも問題なし。周辺ご飯やさん情報は、お気軽にフロントでご相談くださいね。
そして、たくさん観光してちょっと疲れてきた2日目の夜は、ホテルの貸切サウナで存分にリフレッシュ!
サウナ、ジャグジー水風呂、テラスでの外気浴を楽しめる宿泊者専用のプライベートサウナ「Kuumus(クームス)」。Kuumusとはエストニア語で「熱」を意味する言葉です。
地元の棒茶を使ったロウリュウエキスを備えています。サウナの熱と棒茶の香りで、雨に濡れた身体もじんわりゆっくり、ほぐれていくはず。
3泊目
梅雨の金沢満喫連泊プランなら、無料でレイトチェックアウトができます。
併設レストランでモーニングを食べてもよし。(雨だし、2度寝してもよし。)ゆっくり身支度ができます。
そしてお昼からは、帰りの時間までちょっと遠出を楽しんでみてはいかがでしょうか。3つ、行き先の候補を挙げてみました。
本興寺
梅雨のシーズンだからこそ出会える景色、それは紫陽花!紫陽花スポットの一つ「本興寺」は、金沢市内でありながら、自然に囲まれ静かに過ごすことができる場所です。
色とりどりの、丸く可愛らしい紫陽花が咲き誇るお寺を、ぜひのんびりと散策してみてください。
ヤマト醤油味噌 糀パーク
糀の伝統の地「金沢大野」エリアで、発酵食をライトにもディープにも楽しめるのがこちら。
ここの醤油、味噌、甘酒はお土産として大人気。ショップのほか、季節の発酵食ランチが食べられる「発酵食美人食堂」や、糀を使ったチーズケーキのカフェがあります。糀のスゴさが分かる糀パークツアーやワークショップもあり、雨の日でもこのエリアだけでたっぷり楽しむことができますよ。
CERABO KUTANI
学んで、買って、作って。「九谷焼」を遊び尽くせるのが、ここ「セラボクタニ」です。こちらは金沢市のお隣の小松市にあるのですが、小松空港からお帰りなら経由しやすいかもしれません。
ギャラリーとクラフト体験が全て室内で完結するのも、雨の日には嬉しいポイント。この旅で楽しかった出来事を思い浮かべながら、九谷焼に絵付けして、思い出と一緒にステキなお土産を持ち帰ってください。
【番外編】ローカルの皆さんのオススメ
みなさん、雨の金沢がちょっと楽しみになってきましたか?ぜひぜひ、コメントやシェアで感想を教えていただけるととても嬉しいです!
また、今回の記事執筆にあたり、LINNAS Crewチチのインスタグラムで金沢ローカルの皆さんのご意見も募集しました。
「雨の金沢の、おすすめのスポットや過ごし方」をたくさん教えていただき、ありがとうございます!
それでは、金沢ローカルの皆さんに聞いた、金沢の雨の日アイデアを、一部ご紹介します。
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「鈴木大拙館でのんびり雨を感じる!」
これは素敵な過ごし方!館内の「水鏡の庭」が雨に揺れる景色、きっときれい。観光ゲストにもぜひオススメしたい。
「⚓️」
絵文字だけの回答w 1日目の「片町ディナー」の項目でもご紹介した、アンカーさんのことのようです!常連さんもオススメするスポット!
「玉川図書館」
雨の日には読書。捗りますよね〜。ローカルにとっても憩いの場所。
「テルメ金沢で風呂入っては館内着きてリストバンドでビール買うを繰り返す整い術」
一日楽しめるスパランド!!ご飯もあるしね。ここは控えめに言って天国。
「県立美術館の中のル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ!ガラス張りの窓越しの雨の庭も素敵」
こちらの回答、金沢生まれ金沢育ちのローカル女性からいただきました!ローカルも太鼓判を押す、まさに雨の日こそ行きたい、石川県立美術館。
「読書でインプット。部屋の整理で気持ちリセット。雨をプラスに変えるのが金沢暮らしを楽しむコツだと思ってます。」
金沢の皆さんは、雨との付き合い方が上手。金沢には「弁当忘れても傘忘れるな」って言葉があるくらいですもんね。
「雨の日は雨を楽しむもんだ。草木の見えるカフェや、綺麗な庭園にある、音や香りを感じてみては?」
そう、自然も文化も豊かな金沢での雨は、楽しめちゃうんですよ。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
雨の金沢をぜひ、楽しんでいただけたら幸いです。
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皆さまのご来金を、心よりお待ちしております。
LINNAS Crewより