心ときめく抹茶の世界
私はこの春から、茶筅で抹茶を点てるデビューをした。そしたらどんどん抹茶沼にハマった。
ことの始まりは縁あって着物と抹茶のセットをいただいたことから。
春に着物をいただき、虫干しやお手入れをしていたらあれよあれよと暑い日々になってしまった。
まだ着付けもままならないし着替える部屋はエアコンを置いていない。浴衣もありだけど、今年のこの気候は暑がりの私にはとても耐えられるものではなく。着物は涼しくなった秋以降に、と。
じゃあその間、抹茶でも点ててみよう!と軽い気持ちで始めたら。
自分で点てた抹茶がこんなに美味しいとは!
と衝撃で。
味もそうだけど、点ててる時間が心地よい。
お茶と言えば茶道体験くらいしかしたことないけど。
あのシャカシャカシャカ、と静かに響き渡る音が心が落ち着く。瞑想のようで頭がスッキリ。
なんかわからないけど幸せだなぁ、と感じる。
そんなこんなで私の抹茶生活がスタートした。
始めたらどんどん色んな抹茶を飲みたくなってスーパーからお茶屋さんの抹茶まで飲んでみた。
とはいえ、高級な抹茶にはまだ手を出せていない。
だんだん自分の好みの味がわかってきたし、このくらいの値段ならこういう味なんですね!そんなこともわかってきた。
なんとなくボヤーッとモヤーッとしていたこの数年でいちばん心が震えたのがこの抹茶だった。
好きなものって無理に探さなくてもこうやって出会うものなのかもしれないな、と思った。
この素敵な出会いをくれた友人とそのお母さんにとても感謝しています。本当にありがとう。