★アメリカで運転免許を取ろう in Washington D.C.★
あなたの国では、車はどちらの車線を走りますか？
日本は”左(ひだり)”車線ですが、アメリカは”右(みぎ)”車線です。
ご存知でしたか？？
今回は、日本の普通免許を持つIsaoが、アメリカでの運転免許の取得方法を書きたいと思います。
日本の免許証を持っていると、運転の実技試験も無く、１日であっという間に取得できます。楽勝案件！！
1. 必要書類
多いです。やむないですが、正直、面倒。
必要な資料はステート（州）によって異なるのでそれぞれの場所でチェックしてみて下さい。
一覧化するとだいたい以下のあたりになります。
パスポート
ビザ
Non eligibility letter
SSN（ソーシャルセキュリティナンバー）
Utility bill （電気、水道、ガスのどれか）
I-94
オンライン Application
賃貸契約書
雇用契約書
日本の運転免許証(翻訳+証明付き)
アメリカでは、日本人はもちろん”外国人”になるので必要な書類が増えてしまいます。
資料に記載される住所が異なると、在住を証明できなくなるのでなるべくたくさん資料を持っていくのをお勧めします。
ワシントンD.C.では住所の証明資料は最低２つとされていますが、結局あとから他にも資料を請求されたりするので、念の為多めに資料を準備するのがいいと思います。
2. 事前準備
オンラインApplication
簡単なチェックリストに答えるだけのものです。A4で2ページ。
免許証の翻訳
アメリカで免許証を発行する上で、日本の免許証を持っていることを証明しなければなりません。
そのため、”証明書付き翻訳”が必要になります。
日本大使館に行って翻訳＋証明書（翻訳の内容に偽りがないことの証明）の発行をお願いします。
予約も要らず、ウォークインで１時間で発行してもらえます。
（下手に翻訳業者にオンラインでお願いして騙されるより手軽です。）
費用は15ドルですが、現金でしか払えませんでした。
住所の一致
Non eligibility letter、Bill、SSN、各契約書の住所が異なっていると在住を証明できなくなるので注意が必要です。私は、Non eligibility letterの住所を変更するために、会社で再発行してもらいました。
オンラインでナレッジテストの練習
25問の選択問題が制限時間１時間で用意されています。
何度でも受けられます。
70％以上で合格で、間違った問題は復習できます。
例えば、日本では見たことのない標識や、アメリカでの法定速度についての問題を学べます。
3. 当日の流れ
非常に簡単です。
予約不要で、ウォークインで近所の免許センター（DMV: Department of Motor Vehicles）に行って、受験出来ます。
混んでいると１時間位待たされるそうですが、土曜日でも結構空いていました。（免許更新の人が多くて、新規発行はあまり多くなかったような。。）
ナレッジテストは30問で80%以上の正解率で合格と言われ、オンラインの練習より厳しくなっていたので、驚きましたがなんとかクリア。
テスト合格後、すぐに写真撮影と視力検査があります。
そして、その場で仮免許(ただのA4ペーパー)を発行してくれます。
ナレッジテストには10ドル、免許証の発行には47ドルかかりました。
4. ナレッジテストの参考問題
ご参考までに、私がナレッジテスト当日に間違えた問題をシェアしておきます。日本の免許取得時には見たことのない問題だったと思います。
ダッチリーチ
車から出る時には、ドアから遠い側の手を使って扉を開けることで、しっかりと後方確認をしましょう、という話。ダッチリーチなんて言葉は聞いたことありませんでした。
縁石の有無による坂道での停車の仕方
サイドブレーキが効かなかった時、車が勝手に動き出して歩道の人を傷つけることがないように、タイヤの向きに気をつけましょうの話。
5. 免許証の受け取り
実際にカードの運転免許証は、10日以内に郵送で届きます。
以上、今回はアメリカでの運転免許証の取得方法についてシェアさせて頂きました。意外と簡単なので、ぜひ皆さんも試してみてね。
他にも気になることや聞きたいことがあればなんでもDMして頂ければと思います。
Isao
(Instagram個人アカウント：@thisisisao)