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「緊急ではないけど重要なこと」は止めてはいけない

神奈川県が蔓延防止特別措置(神奈川県版緊急事態宣言)から国の緊急事態宣言に切り替わり、それに伴って本日から茅ヶ崎のサザンビーチの海水浴場が休場、当然ながら海の家も休業となってしまいました。

オリンピックムードもあってとても前向きで感動的な熱狂が渦巻いている一方で、感染症の蔓延は過去最大の脅威となっており、国民一人ひとりがどのように振る舞うかがとても重要な時期にあるのは間違いありません。

ただ、他方で「人流」を抑制すべきという抽象的な表現で国民の行動を、罰則ではなく忖度で制限するのは行き過ぎではないかという個人的な想いについては置いておくとしても、何でもかんでも「コロナだから仕方ないね」で諦め慣れてしまうのは回避すべきだし、「コロナだから仕方ないね」の範囲が不要不急なもの以上に広がっていくと、それこそ取り返しがつかなかったり、2〜3年とかもう少し先の中期的なまちづくりの視点で見たときにダメージが大きくなってしまうだろうなとも思っています。

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私の考えは、上記のマトリクスでいうところの「緊急度がやや劣るけど、今後重要になるテーマ」という部分を青年会議所の活動として取り組むべきエリアです。

非常に難しいところで、コロナに関するさまざまな制限については常に判断に悩むのですが、即効性を目指すのではないまちづくりにおいては、背景・目的でミスらなければ、組織としてしっかりと安全性と向き合ったうえで実施すべきだと思うわけです。

とはいえ、その手法はかなり限定的になるのは間違いありません。そのような微妙な塩梅の部分については建設的に議論を交わしていきたいなと思います。

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