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政策をつかむ。そのために社会を知る。そのためにJCが活きてくる。

私の本業は行政書士という仕事で、その中でも補助金の分野でお手伝いさせていただく機会がとても増えました。これは、振り返ってみると青年会議所で自分の視座が変わったことに基づいています。

視座とは、物事を見つめる高さを差します。

自分がどの程度高いところからものごとを見つめるかによって、見える先がより遠くなるということを視座と表し、一歩先を考える素養のある人を視座が高いと言ったりします。

とはいえ、私自身が社会一般と比べて相対的に高いというわけではありません。あくまでも、以前の私に比べれば、という程度です。


最初の頃、私は地元のニーズをどうやってつかむのか、よく分かりませんでした。よく、ビジネスでも社会ニーズをつかむ大切さが語られますが、私にはその意味がよく分かりませんでした。

それはなぜかと言えば、ものごとを見るポジションも高さも違っていたからです。自分の目線で、何がニーズかを探そうとすることは、それはとても大切なことだと思いますが、きわめて迂遠です。

この青年会議所で活動するようになって、本当に様々な人と接点を持たせていただくようになって、例えば茅ヶ崎市のニーズとは何か?と考えると、日本全体の動きから、茅ヶ崎の現状を認識し、その中で何が必要とされるかというのが今ではおぼろげながら分かってきます。

そして、日本のニーズは何かといえば、それはアメリカや中国、そしてEUの動きを見て初めて見えてきます。

青年会議所は、そういう目を養う場所なんだなぁと感じることが多くあります。


今日は、本業の行政書士と言う仕事の一環で、行政書士の方々向けに補助金業務についての研修講師を務めさせていただきました。ZOOMによるウェビナー形式でしたが、100名定員のところあっという間に定員いっぱいになってしまうくらい、補助金業務のニーズは高いようです。

私の事務所でも、現在の売り上げの6割は補助金申請のお手伝いによるものですが、こういう業務に携わるようになったのは、日本青年会議所に出向するようになったのがとても大きいです。

こういう話もまた、メンバーの皆さんと雑談しながら、みんなにとって本業がどう変わったかを聞くのも面白いかもしれません。

今週は本当に疲れました。皆様も大変お疲れさまでした。

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