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今年の萌芽をどう育むか?佐藤光市長への御礼とご報告

先日、2021年度の運動の成果報告と、日頃の感謝をお伝えさせていただくために、茅ヶ崎市長佐藤光様を訪問させていただきました。

今年の茅ヶ崎青年会議所の運動は、対外的には「まちづくり×デジタルトランスフォーメーション」です。これまで私たちの組織でテーマとして掲げてこなかったものだったため、本当に手探りで。特に、地域経済開発委員会の安武芳洋委員長と、地域未来開発委員会の田中ことみ委員長は、コロナという大変活動しづらい中で諦めることなく走り切ってくれたことに感謝しかありません。

地域経済×デジタルトランスフォーメーション

ポイントは、地域の経済を支えるのは人であり、現役世代であり、新たな交流とそこでもたらされる化学反応だというのが私の考えです。
コロナ禍で移住者が増えている、という話は全国どこでも出ていますが、それを戦略的に、出口戦略をもって取り組めている自治体が全国にどの程度あるかと言えば、まだまだ課題があると思います。

茅ヶ崎市は、今年シティプロモーション担当が発足し、これまでの漠然とした茅ヶ崎の持つブランド頼りのまちづくりから、本格的に人や企業の誘致をスタートしはじめました。

とはいえ、コロナ禍です。
そこに大きな予算を組むことはできず、まずは市役所が広報を担い始めたというくらいのスタートになりました。

これは昨年からイメージできていたことだったため、私たちとしては、より踏み込んだ、デジタルトランスフォーメーションで茅ヶ崎で働きながらスローライフを味わってもらうことを体験する事業までなんとか構築できました。

その成果報告として伺ったのが一つの目的でした。

地域未来×デジタルトランスフォーメーション

GIGAスクール構想の推進と、ICT教育の加速によって、一人一台のタブレット端末の配備が完了した今年の春。

今後の地域の子供たちの教育環境は、これまで以上に劇的に変わります。

その最たるポイントが、インプットの効率性と、教師の事務負担の軽減でしょう。

では、そこで生み出されるリソースをどこに割くべきか?

同時に、このような劇的な環境変化において、取り残されてしまう子供や家庭をどのように地域でフォローしていくか。

この二つの点について、私たちは今年地域に問題提起をしたいと考えていました。

特に教育委員会には大変お世話になり、我々の知識不足を全力で補ってくださったことに感謝し尽くせません。

このテーマはかなり深掘りできるものがあり、今年の茅ヶ崎青年会議所の運動としてはここで終了となりますが、この萌芽をいかに育てるかが地域の未来にとってとても大切なポイントだと私は考えています。


市長への報告をさせていただいたときに、この二つの軸について市長も前のめりでお話を聞いてくださいました。「一緒に学校視察にもいこうよ」って提案までしてくださいました。

私たちの運動は、お金もほとんどないですし、人員もすごく少ないです。だからこそ、みなさんのお力が必要ですし、同時に、そういうお力添えをいただける組織であり続けなければならないと考えています。

今年、すこしだけでも芽が出始めたことを、このまま単年度で終わらせてはいけないなと、一つの目標ができました。その辺りはまた、機会を見て発信したいなと思います。

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