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その分野の専門家になろうとする、価値。

「この人は優秀だな」って私が思う人の特徴として、私は間違いなく

A:自分の役割について専門家になろうとする人

という要素を挙げます。逆にいえば、

B:与えられた役割を自分の引き出しだけでこなそうとする人

こういうタイプは発展性が無いので、チームで仕事するのは難しいなって思います。

※noteのカバー写真を変更しました。プロフィールもちょこちょこ変えていまして、実は全てコンサルを受けています。

高校生の頃の話し(北陵高校サッカー部)

私は小学生から高校3年生まで、サッカーをしていました。特に上手くもなく、根性もそんなになかったのですが、それでもサッカーが好きで、北陵高校という茅ヶ崎の県立高校に進学したのも北陵でサッカーをしたかったからです。

いざ進学してサッカー部に入ってみると、自分が想像していたよりも遥かに上手なプレイヤーが多くて、しかも頭もキレるし、自分に厳しい人ばかりで、トレーニングも尋常じゃないくらいハードだったので、振り返ってみるといつもモチベーションとフィジカルの話しばかりしていた気がします。笑

当時について反省をすることが未だにありまして、もっと正しく頭を使うべきだったなぁってよく振り返っています。11人の選手と控えの選手はその時々で期待される役割は違うし、出場している選手のポジションごとにも当然役割やプライオリティーが異なります。ボールを蹴る、止める、走るという基礎練習は共通ですが、ポジションによってどのようにそれらの基礎を使うのかは類型的に違ってくるので、そういう意識をして練習をしていたかなと思うと、たぶんできていなかった。そして、自分が担うポジションの役割についても、本当はそのポジションの理想形をイメージして、その理想形に近い選手がどのような判断や思考、そして技術でそのプレイをしているのかを研究して、反復的に練習を重ね、監督やコーチが期待する以上のプレイをすることに面白みがあるのだろうと思いますが、その辺が全然できてなかったなぁと、40歳を目前にして未だに振り返っているわけです。笑

結論的に、冒頭に書いたBタイプに近かったか、少なくともAほどに突き詰めていなかったなと思い、だからこそ気おくれすることも多かったんだと思います。

経営をするようになって、「役割」を意識するようになった

大人になって今の仕事をスタートして、最初の頃は自分がプレイヤーをするだけだから全然見えていなかったし、だからこそ無駄な努力(というのは努力と評価できないのですが)をしてもったいない時間を過ごしていました。

私の仕事は行政書士という事務手続きを生業とする職業になります。行政手続きは何万種類もありますが、弊社は

1.個人ではなくて会社を対象とする
2.取扱う業務と取り扱わない業務がある(風俗営業や車庫証明など)
3.①許認可と②補助金と③外国人の在留資格の3チームに分かれている
4.社員層とパート層に分かれている
5.社員層にも管理者とリーダー各が分かれる

こんな形で構造化しています。とはいえ、まだ10名程度の小さな組織なので、この5つの要素を軸に組織拡大を目指しているところです。

このとき、誰がどのような立場・職務を担うかによって期待される役割は違ってきます。ここで詳述することはしませんが、例えばパート層のスタッフが書類作成をそっちのけに業務時間中にSNSでPR活動をしていたら、それは本人がモチベーション高く取り組んでいても、評価はされません。役割ではないですものね。

ですから、書類作成を担う立場の人は、どうやればそのパフォーマンスが上がるかとか、その業務に関係する知識の習得等が理想的といえます。

青年会議所はまさにこの極限

今のは仕事だから分かるとしても、青年会議所も同じです。委員という立場、委員会のスタッフという立場、委員長という立場など、それぞれの役割でミッションが変わってきます。そして、そのミッションや動きが期待されているものかどうかとの照らし合わせは、組織全体の動きの中で判断するもので、結構明確です。

この辺りは識学という考えがとても合います。

それで、私が何を言いたいかと言うと、この役割をしっかり生かして自分の糧にしてほしいということです。

たとえば、私は広報の担当委員会だったときに、広報に関する研究はあまりしていませんでしたが、出向してブランディングを担当する委員会に配属されたときには、広報やブランディングについてたくさんの書籍を読んだり、プロのお話しをお聞きして、インプットしたことをすぐに実践できる場として青年会議所の時間がとても貴重でした。また、インクルーシブ(包摂)についても同様に自分がそれを担当する副委員長として出向したときに、やはり何10冊と本を読んで、セミナーを受け、トレーニング研修もわざわざ岡山に行って泊まり込みで受講してきたり、たくさんの関係諸団体や官僚の方々にもお会いしてお話しをお聞きしました。今年は理事長として自分が茅ヶ崎青年会議所の広告塔だと考えていますので、例えばこのnoteを更新していくに当たったも、先輩のアドバイスや、実はコンサルティングも外部講師にしていただいています。

これはどれも青年会議所の活動に目下必要だからということもありますが、それが結局は全て自分の糧になり、仕事にもプライベートにも生かせますし、そうすることで自分の枠を大きく広げる機会になるからです。

私のやり方をしてください、って意味では全くないのですが、私はいつも青年会議所での活動は自分の投資になっていないなら意味がないって言っていますし、大切に使ってほしいなって思います。

特に、昨年から続くコロナの影響で、思うように活動ができない今だからこそ、目標を持って向き合ってみる大切さを感じています。先日、平塚青年会議所さんが組織全体で会議を開いて1年間の目標を考える機会を作ったという記事をFacebookで拝見しましたが、素晴らしい取り組みだなって思いました。 

学び倒しましょう!


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