パパ・ママ1,648人に聞きました!SDGs認知度調査
株式会社リンク【子育て世代アンケート調査】
近年、SDGs(持続可能な開発目標)は多くの企業や教育機関で注目されています。そして就学前の幼稚園や保育園などの保育施設でも持続可能な未来の重要性を教える取り組みは増加しています。
本記事では、幼稚園・保育園に通うお子さまを子育て中の保護者がSDGsに対してどの程度の知識を持ち、またどのような形で子どもたちにSDGsを学ばせたいと考えているのか「SDGs認知度調査」アンケート結果を公開いたします。
調査期間:2023年7月1日~2023年8月31日
調査方法:LINEお友だちアンケート
アンケート回答者数:1,648名
SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2015年に国連で採択された持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
出展:外務省ホームページ基礎資料:持続可能な開発目標(SDGs)(PDF)
【Q-1】SDGs 17の目標全部ご存じですか?
SDGsで掲げている17の国際目標について保護者の方はいくつ知っているのでしょうか。
目標を全部ご存じか質問してみたところ以下の結果となりました。
17個中知っているのは5個以下という方が74.7%とすべての目標に対しては理解が進んでいない結果となりました。
【Q-2】SDGsの達成期限目標は何年かご存じですか?
では、達成期限目標の認知度はどのくらいなのでしょうか。
知らないと回答した方が79.9%と、【Q1】でお聞きした国際目標を5個まで知っている方74.4%に近しい結果となりました。
ちなみに、持続可能な開発目標(SDGs)の達成目標期限は、2030年です。
【Q-3】お子さまが通っている園では17の目標達成に向けて取り組みをしていますか?
お子さまが通っている保育施設の目標別SDGs取り組みを質問してみたところ下記の結果となりました。
※実際に保育施設が取り組み状況の数値では無く、保護者が園の取り組みをご存じかをお聞きした数値となります。
【1】貧困をなくそう
【2】飢餓をゼロに
【3】すべての人に健康と福祉を
【4】質の高い教育をみんなに
【5】ジェンダー平等を実現しよう
【6】安全な水とトイレを世界中に
【7】エネルギーをみんなにそしてクリーンに
【8】働きがいも経済成長も
【9】産業と技術革新の基盤を作ろう
【10】人や国の不平等をなくそう
【11】住み続けられるまちづくりを
【12】つくる責任つかう責任
【13】気候変動に具体的な対策を
【14】海の豊かさを守ろう
【15】陸の豊かさも守ろう
【16】平和と公正をすべての人に
【17】パートナーシップで目標を達成しよう
全体を通して「園で取り組んでいるかはわからない」という回答が多く、
保育施設が17の目標を具体的に取り組んでいることを理解している保護者の平均は23.1%程度にとどまり、情報の理解度には差があることが示されました。
平均23.1%よりも多くの保護者が保育施設が取り組んでいると感じていた目標は下記8つという結果となりました。
【4】質の高い教育をみんなに(40.0%)
【3】すべての人に健康と福祉を(31.6%)
【11】住み続けられるまちづくりを(30.7%)
【16】平和と公正をすべての人に(28.8%)
【10】人や国の不平等をなくそう(28.3%)
【6】安全な水とトイレを世界中に(26.6%)
【12】つくる責任、つかう責任(25.7%)
【5】ジェンダー平等を実現しよう(24.0%)
【Q-4】自身が行っているSDGs行動・活動を教えてください。
保護者のみなさまが行っているSDGsを質問したところ、エコバッグの持参や節電・節水、リサイクルなど生活に密着した行動や活動をしていることがわかりました。
一人一人にとっては小さな一歩かもしれませんが、SDGsの目標達成に向けた確実な貢献となっていると感じられます。
【Q-5】子どものうちから SDGsの考え方を育みたいと思いますか?
【Q4】で保護者のみなさまのSDGs活動を知ることができましたが、子どもたちにSDGsを学ばせたいと思っているのでしょうか?
78.1%の保護者のみなさまが、子どものうちからDGsの考え方を育みたいと思っているという結果となりました。
【Q-6】お子さまに SDGsを学ぶ体験をさせてあげたいと思いますか?
まとめ
SDGsに関するアンケート結果をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
SDGsへの認知度は高まっているものの、具体的なアクションに関してはまだ理解が深まっていないケースが多く見受けられますが、保護者は子どもたちにSDGsの考え方を育みたい、体験をさせたいと、興味を持っている方も多くいらっしゃることが分かりました。
企業は、幼稚園や保育園、子どもたちにリサイクルの重要性を学ぶ機会を提供することや、自社の取り組みを積極的に保護者に伝えることで、社会的責任を果たすだけではなく、信頼を深めること、未来への投資に繋がるのではないでしょうか。
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