2023備忘録(将棋)
今年を振り返って、将棋について思ったことをつらつらと書き殴っただけ。
将棋、麻雀、仕事について、まずは大雑把に振り返ってみる。
比較的多趣味なこともあり、色々着手するにはキャパが足りなすぎる。
今年は時間の割き方は以下の通りだったと思う。
仕事>フリー麻雀>>天鳳三麻>>>将棋>>>虫採
フリー三麻は1358本
elysia天鳳三麻1177本
将棋ウォーズ3切れ956局
今年将棋でやったこと
正直あまり覚えていない。
ウォーズ3切れを1日3局大体こなす、クエスト詰めチャレを少しやった、ぐらいか?
毎日トッププロ棋士の棋譜中継を見てたのも案外大きかったかもしれない。基本的に注目してる棋士の振り飛車とトッププロ棋士の棋譜全部。逆にそれ以外のはあえて見ないようにした。
大会は船橋市民大会に1度出場したが、3-2。微妙である。
なるべく実践には触れていたいということで3切れは指していたものの、元々ない寄せの力がより酷くなった気がする。
あとは、この前大学将棋部OBたちと集って強者たちと10秒将棋で遊んだがとても楽しかった。
自分が関わるコミュニティの中で最も気楽でいられるし(後輩ばかりなので気を遣わせてたら申し訳ないが)、
将棋に対して純粋でみんなコミュニケーションの取り方が上手く変なストレスもない。
何より全員自分より格上なこともあり、基本的に何でも勉強になる。
しかし今後彼らガチ勢から誘ってもらうには、将棋を強くならないといけないと実感した。誘ってくれた後輩から見た俺がどんな先輩なのかは知らないが、一応指しているのもあって声を掛けてくれたのだと思う。棋力がないと相手にならないことになりかねない。
また、久々に会ったその集いの最年少のF田の将棋に対する取り組みや棋力の伸び具合を見て火がついたというのもある。
来年に向けて ①ソフト研究
これまでの将棋人生を振り返ってみると、まともに戦型の勉強をしたことがない。
先週まであった三鳳ACには将棋のことを期待されてそうなこともあったのでそれを題材に書いたが、具体的な戦型への踏み込みをしたことがなかったから、俺の将棋浅いな…と頭を抱えた。他人の棋譜を見たり試行錯誤で自分なりの課題を克服してきたものの、定跡化されてる戦型には滅法弱いと思う。
実は一昨年あたりにソフトを導入して中飛車の研究をしようとしたことがあった。
格上(二段↑以上)に中飛車で全く一発が入らないため、
中飛車の中でもわりと定跡が整備されてそうな銀対抗だけは深掘りして把握しておきたかった。
居飛車の対中飛車戦法に対して大体自分の中で指し方が定まってきた中、
銀対抗だけは途中からまったく分からなかったからだ。
しかしMac対応のソフトは少なく、ブラウザからならいける?らしく導入したものの上手く機能せず、
また自身がPC音痴なこともあり諦めてしまった。
PCがかなり古いこともあり、まずは来年PCを購入しようと思う。
来年に向けて ②居飛車の勉強
居飛車は多岐にわたるから一筋縄ではいかず、かなり遠ざけていた。
特に対振りの指し方が酷く、流れるように格下に負ける。
相掛かりや横歩はマシなものの、同棋力帯に知識量の差でブン殴られる。
角換わりはたまに格上に一発が入るから負けても楽しかった。
居飛車を勉強したい理由には、3点ある。
・菅井先生が居飛車を指していた意図はわからないけども、恐らく居飛車側の指し方や居飛車同士の指し方からより広い視野・思考を深めていたのだと思う。それを自分でもしてみたい。
・プロでも振り飛車対抗形は見られるが、盤面全体まで及ぶ対局はなかなかなく、モブアマの自分は尚更である。たまに角換わりを指して楽しいと思うのは、やはり盤面全体を思いっきり使ってアヤを付けまくって殴り合う。あの絶妙な感じが本当に楽しい…!居飛車も経験した上で、振り飛車指す時に盤面全体を使えるようになりたいのはある。
・ウォーズアカhirovvvに会う度に居飛車を勧められる。彼はお世辞も言ってくれるが、素直な意見を言ってくれるからポジティブに受け取れる。これまでなんちゃって中飛車党としてのプライドで結局遊びでしか居飛車を指してこなかったけど、そろそろやってみるのもいいかな、と。
実はhirovvvは大学移籍する前にしばしば観戦した人で、移籍先の将棋部にいたという偶然な出会いだった。そして入部以来、将棋部内で古森五段を除いて唯一勝てたことがない。
最もhirovvvに肉薄したのは、もう8年前になる部内リーグの相横歩取り青野流で大優勢になった一局なのはお互い一致する見解だと思う。しかし寄せができず結果ボロ負けに。
本人には言ったことないが、自分の中ではいつの間にか憧れになってきてる面があり、ここ数年の居飛車を指してる彼にはそれが強くなってる節がある。そんな彼にそこからも手も足も出ず、また将棋においてよくない「信用」ができてしまった。そこを打破しないとな…という意味でも"居飛車で"勝ちたい。
年内最後の一言でも「成長してるので自信を持ってください」は「僕を信用し過ぎです笑」の裏返しとも思う。彼にそんな気の利いた台詞を吐かせないように、同じ格上でもO田に対するように「その手絶対嘘やん、許さん」とか気合いで捩じ伏せに行こうとする気持ちを持ちたいんだよな。
とは言え、彼は居飛車を真面目に指すようになって格下から見てもわかるぐらい本当に強くなったと思う。正直、振り飛車メインの時はまだ勝てそうな雰囲気があった。緻密さに磨きが掛かり、幅を持ってきてる…そんな風に映る。
まずは、来年の目標は居飛車で最も近い格上りすふぁに勝てるところから…
何もしてなかった自分がコツコツやってる格上に対してはまあかなり烏滸がましい発言であろうが、勝てないと思ってては将棋にならない。
新年会が早々にあるので、それまでに何かしら着手しておきたいところだ。