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別れ話を3回した結果:その1

出会って半年ほどで同棲した恋人と
大きな話し合いになったのは同棲を始めて半年ごろ。

恋人の友人と3人で出かけたのだけれど、
私が人見知りを存分に発揮してしまい、その友人と全く話せず、やってしまった…と落ち込んで帰宅。
恋人は出かけている最中は、気まずい?と気にかけてくれたものの、
帰宅してからも消化できなかったのか
「もっと自分から話しかけて欲しかったな」
と本音をぽつり。
「人見知りだからって自分でハードルを下げてるだけじゃないか」
とさらに追撃。
気にしているところにトドメの一撃だった。
それからしばらくは普通に過ごそうとしたけれど、恋人はやっぱり消化しきれず私のダメなところに目がいくようになって別れ話その1。

今となってはあまり覚えていないけど、
どうにかこうにか説得してこの時は延命した。

自分でも気にしているところを好きな人に刺されるのは相当堪えるもので、当時も目がパンパンになる程泣いた。
成長する機会がほしい
自分でも直したいと思っているから努力する
と言った記憶がある。

今思い返せば、
私は、恋人に対しては、友人や家族とは
また違った私で接している。
着飾っているわけじゃなく、むしろ自然体すぎる私になる。
多少の礼儀としての気遣いはあるけれど
恋人に対して気を許しすぎているのかも。
その恋人に、よそ行きの顔を見られるのが急にものすごく恥ずかしくなって、
恋人の前では他の方への接し方がひどくぎこちなくなる。
お店の人に注文を頼むのでさえ躊躇うほどに。
自分の友人といる時は率先して
すいませーん!と店員さんを呼ぶと言うのに。

人見知りだから、と言ったけれど
本当はただ恥ずかしかったんだ、と言ったら
恋人は笑って許してくれただろうか、
それはそれでわかってもらえなかっただろうか。

このことは結局恋人には話していないけど、
恋人の前での自分が、
恋人が好きでいてくれている自分が、
裏目に出た瞬間だなあと後々になって思った。

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