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英文法問題演習の解説~パート3~

今回解説する英文法問題の記事はこちら

「まだ、問題解いてない!忘れてた!」という方は下のリンクから記事に行けます。↓

では、さっそく解説へ Let's go

レベル3

"That cherry tree(  )because of pollution."
"Yes, we have to take measures to save it."
①had death ②is dying ③is dead ④has died
訳:「あの桜の木は公害のせいで枯れかけている。」
  「あぁ、私たちはその木を守るために対策を取らないといけない。」

  ①の選択肢は文法的にあり得ない形なので、説明は割愛します。
 ②の選択肢は、「be動詞+現在分詞(動詞+ing)」の形で現在進行形です。現在進行形の表す動作は「たった今進行している動作」を表します。今回の場合、桜の木が死んでいる途中(枯れている途中)ということになります。ここで大事なのは、まだ桜の木は枯れていないということです。だから、その木を守るために対策を取らないといけないと言っているわけです。(完全に枯れてしまっていたら、対策をとっても意味がないですからね)②の選択肢を空欄に入れると話の筋が通るので②が正解です。
現在進行形に関しては、『英文法問題演習の解説 パート2』で解説していますので、よろしければご覧ください。↓

 ③の選択肢は、「be動詞+形容詞」で、主語の現在の状態を表しています。今回の場合、桜の木が枯れているという状態を表します。つまり、現在この桜の木は枯れているため、対策をとっても意味がないということになります。にもかかわらず、2文目で対策を取らないといけないと言っています。話の筋が通りませんね。よって③の選択肢は間違いになります。
 ④の選択肢は、「have/has+過去分詞」で現在完了形です。この形は「過去から現在までの間で成立する動作」を表します。今回の場合、枯れている状態が過去から現在まで成立していることを表します。つまり、枯れている状態であるにもかかわらず、対策を取らないといけないと言っています。話が矛盾していますね。なので、④の選択肢は、間違いになります。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の問題は、高校2年生ぐらいのレベルだと思います。少しづつ難易度があがってきたのではないのでしょうか?楽しんで頂けたら嬉しいです。では、次の記事でお会いしましょう。

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