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『学校英語・受験英語の話』     ~問題解説編~

今回のテーマ「英文法問題集の解説」

今回から複数回に分けて英文法・語法問題集『NextStage』の問題の解説をしていこうと思います。では、さっそく行きましょう!

第1章 時制

Q:1
Glen and Wilma usually(  )their washing on weekends.
①are done ②do ③have been doing ④have done

『NextStage』

正解:②do

解説
英語では、「主語+動詞+その他」というのが基本構造であるので、まず、文頭のGlenは主語であることがわかります。そして、Glenの次にあるandは等位接続詞といい、同じ役割の語または語句などを結ぶ役割があります。よってandの前が主語であるのでandの後ろのWilmaも同じく主語であることがわかります。

Wilmaの後ろにはusuallyという語があります。この語は副詞といい、動作や状態の程度を表す語です。つまり、副詞は動詞の意味をより明確にする役割をします。usuallyは習慣を表す副詞で、意味は「普段は」「たいていは」といったように訳します。副詞は動詞の前で使います。よって、空欄には動詞が入ることがわかります。

空欄の次にはtheirという語があります。この語は代名詞の所有格といい「~の」と訳します。theirはthey(彼らは)の所有格なので「彼らの~」と訳します。所有格の後ろには名詞をおきます。

washingは動詞のwash(洗う)から派生した名詞で「洗濯物」と訳します。そして、washingを使ったイディオムでdo washingで「洗濯をする」というイディオムがあります。

onは前置詞といい、前置詞の後ろに伴う名詞の役割を決める語です。今回の場合、weekendsが前置詞の後ろに伴う名詞になります。そして、on weekendsで「毎週末に」と訳します。

今回の問題を解くカギは、「副詞のusually」「前置詞+名詞のon weekends」です。二つとも習慣を表す語または語句です。このことから、英文の時制が「現在形」であるとわかります。よって、③の現在完了進行形と④の現在完了形は間違いであることがわかります。また、①はbe動詞+過去分詞で「~される」のように訳し、これは文の意味が通らないので間違いであることがわかります。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。今回は『NextStage』の時制の問題を解説しました。いかがでしたでしょうか?かなり詳しく解説してみました。では、次の記事でお会いしましょう!

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