ダメ女の睡眠薬奇行2〜60分の激烈な孤独
一昨日、ヤツが処方された。
そう、アモバンだ。
・睡眠薬として広く使用されている系統です。比較的安全性が高く、効き目もよいので、不眠症の治療には、まずこの系統が使われます。
・同類薬のなかでは、持続時間が超短時間型です。寝つきの悪いときや一時的な不眠に適します。翌朝の眠気や不快感も少ないです。
・筋肉をゆるめる作用が弱いです。
・切れがよい反面、服用直後や夜間起床時に一過性の健忘やもうろう状態を生じることがあります。
この薬にお世話になってもう半年強になるのだが、わたしはこれがないと眠れない。超優秀な薬だ。作用期間が短いから、朝もスッと起きれるわけだし、急に意識がなくなるわけだし、何の不満もない。ただ、それまでの、一過性の健忘やもうろう状態以外は。
わたしは寂しい。
しかも、「激烈な」寂しがり屋である。
街でカップルを見ると盛大に舌打ちするのはともかく振り返ってガンを飛ばすこともあるぐらいだ。
そんなわたしがこんなヘロッヘロになる薬を飲むとどうなるか。
思いを伝えまくる。
謎に。
別に、つきあってとかそういう類のものではないのだが、「あなたのこと人間的に好きですよ」とか、もっと「かまってください」とか、そういったことだ。(被害に遭われた方、心よりお詫び申し上げます。)
それが結晶となって行動化されると、合コンサービスに申し込んだりしている(記憶なし)。
そしてしょうがなく参加したのち、わたしは朝、おびただしいほどの「飯いきませんか」ラインに呆然としている。名前すら覚えてないやつらとなぜメシにいくことがあるのか。
アモバンよ。
この愛憎が皆様に伝わるだろうか。
アモバンよ…。
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