イタリア語検定の選び方
学習を始めて1年が過ぎると、検定試験に興味が出てくる人もいます。
選択肢は大きく分けて2つあります。日本のNPOが主催する実用イタリア語検定、またはイタリアの大学が主催する各検定試験です。
実用イタリア語検定のメリットは、価格の安さ、過去問の入手しやすさです。まずは気軽に受験したい方に最適です。
一方のイタリアの大学が主催する検定試験は、費用が高くつきます。例えばシエナ外国人大学のCILSでは1番安いレベルA1で15000円です。さらに過去問の入手先が限られています。
それではCILSにメリットは全くないのでしょうか?
CILSのメリットは4技能をバランスよく測定できる点にあります。具体的には1番下のA1から口頭試問と作文があります。
しかも1日で筆記、面接まで行われるため、筆記が受からないと2次試験の面接に挑戦できない実用イタリア語検定とは大きく異なると言えます。
入門や初級の段階から、しっかりとした土台作りをしてイタリア留学に臨みたい人や、本格的にイタリア語を学びたい人にはおすすめの検定試験です。
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