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会社辞めます
先日3年勤めた会社に退職する旨を伝えました。退職するにあたって、ここまでの経緯を簡単にまとめてみました。ちょっとでも誰かの役に立てれば嬉しいです。
より専門的な知識を身につけたかった
現在僕はリクルートの代理店で求人広告の営業をしていますが、日々数字を追う中で、ふと疑問に思うことが出てきました。
この仕事の知識って他の職場でも役に立つのだろうか?
一般的に会社の寿命は20〜30年と言われています。今はコロナ禍ということもあり、この寿命サイクルも短くなっている気がします。
人間の寿命が会社の寿命を超え、最初に入社した会社で定年まで勤めることはもう現実的ではありません。
今後自分のキャリアは「会社から与えてもらうもの」ではなく、「自分で作っていくもの」になるのは確実です。
今の会社に勤め続ければきっとある程度のポジションに行けた気がします。逆に言えば、キャリアの終点が見えてしまったのです。
他社が作ったサービスの知識や営業スキルを長い年月かけて身に付けても、今後のキャリアには大きな影響は及ばさないと思いました。
※営業としてはとても鍛えられたので、新卒で入って良かったです。
そこで僕はどの会社に行っても使える、より専門的なスキル、知識を身につけることが、不安定な世の中から自分の身を守ることに繋がると判断し、転職を決意しました。
業界の構造変化に気付いてしまった
求人広告は今でも効果的な採用活動の「手段」であるのは間違いありません。
ですが、あくまで求人広告は「手段」であり、他に良い方法があるなら、お客様はそれを使うでしょう。
ホームページや、SNSなどを活用して、自社の情報を求職者に定期的に発信することが今後ますます重要になります。使い方にもよりますが、そんなに大きなコストをかけずとも採用できる手段が確立されてしまったのです。
特に僕たち世代の若い人材は、気になる会社のバリュー(価値観)やミッション(課題)に「共感」を得られるかどうかをとても意識して見ると思います。だからこそ会社から積極的に情報発信をしなければいけません。
自社に求職者を導く手段が
「求人広告」→「WEBメディア全般」
へと幅広くなる現実を目の当たりにし、この狭い領域のみに絞って、自分の人生を預けることに強い危機感を覚えました。
こういった背景もあり、より専門的で、カバーできる範囲の広いWEB系の制作•マーケティングを手がける企業に転職を決めました。
営業戦略に危機感があった
僕の勤める会社は少しユルいですが、
「The 営業会社」という感じです。テレアポ→商談→受注→振り返り→再提案を繰り返すのですが、コロナ禍になり大きな問題に直面しました。
それが、「決裁者に会えない」という問題。
お客様もテレワークが増え、会社に電話をかけても繋がらない。顧客もコロナによる担当者の在宅勤務を断り文句にして、アポも取れない※ほんとに担当者が在宅してるかは謎(笑)
今多くの企業が営業活動方法を大幅に見直している理由が納得できます。フィールドセールスやインサイドセールスがダメ、テレアポがダメという訳では全くありませんが、今後新規の取引先を作っていくにはこれまでとは違う方法を取らないといけないのは間違いないと思います。
そんな中でも、未だにインセンティブをたくさん上げたら従業員がモチベーションをあげてくれるという妄言を信じて、電話営業、訪問営業しかしてないウチの会社は大丈夫なのかと思うわけです。
まぁ、みんなサラリーマンなので会社の方針は絶対ですよね。一方僕はそんな状況が耐え難かったので、行動を起こすことに、、、。
まとめ
辞めることには全く後悔はありません。新しい環境に少しの不安と興奮が混ざったような感じです。この選択が正しかったかは、今後の僕の努力次第です。
だからこれを読んでる皆さんも、「自分の気持ちに素直になる」という感覚は大切にしてほしいと思います。日本人は真面目で勤勉と言われますが、それは組織をまとめる上で最も合理的で都合が良いからです。
「会社にとって都合のいい人間にはならない」
自分のやりたいこと、価値観、感覚を大切にし、自分自身を信じてあげて下さい。
自分を信じると書いて「自信」です。
自信を持って、行動してください。そのあとは、あなたの行動次第です。
ではでは〜