同人占いに行ったら自分の厄介オタクたる所以が言語化された話。
噂の同人占い(湊きよひろ先生)をついに受けてきました。
形式は対面です。
近頃人生においてもいろいろ悩みが尽きないので、それも併せて相談。
占いとか初めてで、マジで何を聞いたらいいのやら…なんて状態でしたが、先生のおかげでなんとかいろいろお話しできました。楽しかった!
というわけでレポです。
二次創作の熱が続かなくて困る
熱が続かないというか、急に書くのがしんどくなる時期があるので相談しました。
そもそも自分は「ハマりたてに熱いタイプ」だそうでして、ハマったら猪突猛進、めちゃめちゃ創作意欲がわくそうです(全くもってその通りです)。
因みに私の執筆傾向は、
・ヘビーな話かギャグに走るが、最終的に重い話が書きたいタイプ
・SSも長い話もイケるが長い話をじっくり書くのに向いてる
という感じのようです。ええ、そうなんですよ、マジでそう。
拙作をご覧の方には重い話ばかり書くイメージを持たれていそうですが、わりとギャグも好きなのです。どれくらい好きかと言うと、かつてわざわざ別名義でギャグエロを書いていたこともあったりするほど。
てかすげえ なんも言ってないのに
貴女はフォロワーか?
それと、書くものと書くことに意味を持たせたいタイプとのことで、多分それが私の苦しみの原因らしいのです。
作品にハマる時は、ホントに勝手にハマる。
人のおすすめも読んだり見たりするけれど、どんなに熱くプレゼンされても刺さらないときは全く刺さらないし、ハマる時はどんなにマイナージャンルだろうと勝手にずぶずぶ落ちていく。そして熱くなるわけですね。
という具合で以上の内容、全て今回言われたことなんですが、本当にその通りなんですよ。勝手に堕ちる。
でもそんな私は、
ハマりたての時は気が付きにくいが、次第に『原作を二次創作で汚したくない』と考えるタイプ(だから執筆欲が冷める)
なんだそうです。
いやまああまりにもその通り過ぎてオタクみたいな笑い方しちゃったんですが……いやオタクなんですけども……
つまるところ、原作至上主義過ぎてがんじがらめになるみたいです。
ホントこいつ厄介だな。
そんな厄介オタクの私へのアドバイスは下記の通りでした。
・産みの苦しみから逃れられない時は、思い付いたキーワードから膨らませるのがおすすめ
・勢いが大事な人。鍵垢とかで思いついたことをツイートしておいて、あとでそれをまとめて本にするのが向いている。
・熱のままにSSを出し、それからじっくり長編に取り掛かるのも向いている。
・思いついたものはとりあえず完成させた方がいい。じゃないとどんどん理想が上がる。
・書くブランクが空けば空くほどどんどん苦しくなるタイプ
全部わかりみが過ぎる。わかる。
とりあえず早速ネタ帳用の鍵垢を作ります。→作りました
因みに、一度冷めるとエンジンがかかるのに時間がかかるので、せっかく熱くなった=やりたくなったことはそれ以上あたためずに、2日以内にやることが大事なんだそうです。やります。
一次創作は? 成人向けは?
今年一次創作もやっていきたいな~と思って、書くにあたっていろいろ調べものとかしていたんですが、
・一次創作は書くのに時間がかかる人 土台作りに力を入れすぎる傾向
と言われてまた笑ってしまいました。
分かる。土台作りに力を入れすぎる。それはそう。
二次創作の原典に確かな土台(根拠とか辻褄とか)を求めるのも、おそらく同じ根っこなんでしょう。設定ゆるゆるの作品にハマれないのも、好きだと思った作品に矛盾を感じたらそっと離れてしまうのも、全て同じ根っこ。
……一次も二次ももうちょっと気軽にやろうと思います……
そして皆さん聞いていらっしゃる『成人向け』について。
私は、心情描写を大事にしたい感じなので、あんまりエロ!とにかくエロ!というのは向いていないらしい(わかる)。純愛こそ至上。なんで知っているの?私の支部読んだの?
あと、成人向け作品はいっそ別名義で書くのもアリとのこと。
いや、過去に敢えて別名義でエロを書いていたことをどうしてご存じなのか……こわい…
その他、創作に関して言われたことは下記のとおりです。
・複数ジャンル並行しても大丈夫。
・いまは小説を書き慣れているので小説を書いているが、今後絵を描きたくなったら気軽に挑戦するといい。
→気軽に、というあたりがポイント。やたらめったら下準備したがる性質なので。ハイ。
・デザイン的なセンスはある方。こだわりたいタイプなので本の形にするのは向いている。
→やったー。そしてこだわりが強いとのこと。分かる……はい…
・好きなコンテンツの傾向は話の辻褄がきちんとしているストーリー。人の心の深いところの描写があるものを好む。
→わかる。ただ設定が細かいだけでもダメで、人間の内面描写が欲しい。
・作業環境は短時間でもどこでもやれる人 ちょっとした移動時間とかにも書ける
→これは本当にそうなんです。寧ろ移動時間のほうが集中できるかも。最後の仕上げはパソコンで見直したいけれど。
ていうか占い受けに行った日も電車でずっと小説を書いていました。
先生、どこから見ていたんですか?
・根本的にものをつくるのが好きなオタク気質。オタクを休むとしたら結婚とか?結婚したらどうなるかわからないが、ただ筆を折ることはなさそう。
・細く長くオタクでいられる。時々極太(笑)になる。
→人生isささやかにオタクライフでいられそうで嬉しいです。ずっと何か書いていきたい。
交流とか人付き合いとか
友達付き合い、SNSでの付き合い。
楽しいものの、近頃は心の余裕が突然お亡くなりになることもあるので、ちょっとそれについても相談してみました。
まずSNSの付き合いについては、作品を投稿するアカウントと日常アカウントは分けた方が合っているとのこと。特に後者は鍵付きでプライベートでも仲の良い人に絞るのがいいとか。
とはいえ、完全な作品壁打ちアカウントも向いていない。反応が欲しい人種だからね!反応があったときにきちんと反応が返せる程度の、作品投稿限定(ちょっとだけ交流)アカウントくらいがいいらしい。多くの人と積極的に交流していくのは苦手。はい。そうですね……
あとは数字を気にしすぎないこと。気にしすぎる性分だから。
あとリアルの付き合いについて。
年齢上、友達みんなライフステージの重要な岐路に立っていて、それもあってか、なんとなく最近連絡しづらい状況が続いていたんですよね。
という相談内容を言いかけたところで、
「昨年の12月くらいから人間関係の変化がありませんでしたか?」
と言われてしまいました。
あー、ああ、あったかもしれない。
……ちょうどなんとなくジャンル移動し始めた頃だ……
リアル社会でも、なんだかちょっと連絡疲れたな、人間とのやりとり面倒だな、と思っていたあたりだな。
とちょっと落ち込んだのですが、その流れも3月くらいまで。ちょうど変化のタイミングが落ち着いてきた頃なので、連絡を取りたい人には今連絡するのがいいみたいです。連絡しよっと。
その他、仕事のことと恋愛のことをちらっと伺いました。
第一印象、暗く見られがち(よく言えばミステリアス( ;∀;)笑)なので、思い切ったイメチェンなどオススメとのことでした。
あとは人を減点法で見ないこと。
そう、コレ私の悪い癖なんですよね。
会って数分なのにどうしてバレたんだ。
とりあえず鉄は熱いうちに打ったほうが何事もいい人間なので、来週美容院行きます。
それと2023年が変化の年らしく、今年もその前段階にあるので、2022年は存分に準備に勤しみたいと思います。あと貯金を頑張る。
さいごに
本当に何を話したらいいのやら、時間が意外と余ってアワアワしてしまったので、これから行かれる予定の方は何を聞きたいのか、リストアップしていくのをオススメします。あとメモを取るのも◎。
時間は、同人のことだけ聞きたかったら30分、もうちょっと人生の話に踏み込みたかったら50分、かな?
その他、どうやら推しカプの相性とかも占ってもらえるみたいです。
(私は、全ての自カプは占うまでもなく結ばれていると信じてやまない限界腐女子なのでお願いしていません)
結果として、いろんな意味で前向きになれた時間でした。あと最初から最後まで分かるしか言っていなかった。分かる。ホントに分かる。
占い自体初めてだったんですが、占いって当たる当たらないじゃないんだな、とも思いました。どちらかというと私のためだけのアドバイスを聞ける時間という感じ。
基本は生まれたときの星の並びで占っていただいているわけですが、相談する内容は私自身から出てきた悩みなわけじゃないですか。それに答えるというか応えてもらっているというか。
答えはいつも自分の中にあるというか。それをきちっと言語化してもらったような気持ちよさがありました。
というなんの参考にもならないレポでしたが、いかがでしたでしょうか。
普段口に出して話さないこと。特に『創作』という、自己と他者の間に位置するような行為について、自分という人間の中身からアプローチすることがとても刺激的だったので、そういった点でも、楽しい時間でした。
ちょっと締め方に困ったので以上です。
皆さまも、ぜひ!
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