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誰もが頑張れると思うな。

あるオンライン交流会で、「頑張る」の定義の話になりました。

ある人は「頑張るって、年代ごとによって、価値観違うよね。昔みたいにガムシャラでいることを頑張るとは言えなくなってきた。」と言いました。


たしかに。ワークライフバランスやパワハラなどの社会問題はもう無視できなくなっている。


実は僕は頑張るという言葉にあまり肯定的ではありません。頑張るは正義だと語られがちだから。


子どもの貧困や格差問題を勉強していると、「頑張れない存在」と向き合うことになります。彼らは教育や仕事に関心がないわけではなくて、その方の生い立ちや環境から、相対的に頑張ることができない人もいます。


日本はそういう人たちへの風当たりが強い。例えば、本来受けられるべき生活保護は、もっと受給率が高くてもいいはずなに、低迷していることが示しています。


「頑張る」の不一致が、こうさせている。


自分の中に明確な基準があるわけじゃないけれど、僕の師がよく使ってる言葉を最後に紹介します。



顔晴る



頑なに張るんじゃなくて、顔が晴れるという考え方がとても好きです。

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