一番好きな遊園地・テーマパーク1位は「東京ディズニーランド」、地域別ではランキングに違いも
今回は10~60代の男女を対象に、一番好きな遊園地・テーマパークを調査。その遊園地・テーマパークを好きな理由についても聞いてみました。
1.「東京ディズニーランド」が全国1位に。関東エリアでは、35%の高い割合
アトラクションがある代表的な遊園地・テーマパークの中で、一番好きな遊園地・テーマパークを聞きました。
「この中に好きな遊園地・テーマパークはない」という人の割合は、全体で17.0%。
一番好きな遊園地・テーマパークの全国1位となったのは「東京ディズニーランド」で、26.2%の高い割合です。
2位と3位は14%台の僅差で、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、「東京ディズニーシー」と続きます。
エリア別にみると、全国1位の「東京ディズニーランド」は、特に関東で割合が高く35%となっています。
北海道では、「ルスツリゾート遊園地」が2位にランクイン。東北では、「八木山ベニーランド」が3位にランクインしています。
近畿、中国、四国では、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」がいずれも2割台で1位にランクインし、特に近畿では、約3割と高い結果でした。そのほかにも、近畿では、割合が1割を下回るものの「アドベンチャーワールド」が4位に入っています。中国や四国では、「ブラジリアンパーク 鷲羽山(わしゅうざん)ハイランド」が、ほかのエリアと比べて高めの割合で5位。さらに四国では「NEWレオマワールド」が3位にランクインしています。
九州・沖縄では、「ハウステンボス」と「グリーンランド」が5位以内に入り、1位から4位まではいずれも15%前後で拮抗しています。
グラフにはありませんが、10~60代まですべての年代で「東京ディズニーランド」が1位でした。「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」は、男性よりも女性の割合が高めで、特に「東京ディズニーランド」は、30代以上の女性で3割超と高くなっていました。「東京ディズニーシー」も、20~30代の女性でほかの年代に比べて割合が高くなり2割超となっていました。
また、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、年代が若くなるほど割合が高くなる傾向がみられました。
2.一番好きな遊園地・テーマパークTOP3の好きな理由を紹介!
一番好きと回答した遊園地・テーマパークについて、好きな理由を聞きました。
全国1位の「東京ディズニーランド」と、3位の「東京ディズニーシー」を好きな理由をみると、どちらもTOP3の理由として「1日中過ごせる・楽しめる」「非日常な感じや雰囲気を味わえる」「世界観や雰囲気が好き」がTOP5のテーマパークの中で高い割合でした。
「東京ディズニーランド」では、5位の「家族と楽しめる」、6位以降の「ショーが充実」の割合が「東京ディズニーシー」と比べると高くなっていました。7つの“テーマランド”ごとにある魅力的なアトラクションやショップ、レストランなど家族で楽しめるものがより充実しているのかもしれません。
一方の「東京ディズニーシー」では、「世界観や雰囲気が好き」「非日常な感じや雰囲気を味わえる」が6割前後と「東京ディズニーランド」に比べて高く、TOP2に。また、「施設がきれい・清潔・広い」、6位以降の「食べ物(レストランや食べ歩き)が充実 」も「東京ディズニーランド」よりも高い割合でした。2024年6月には、新エリアの「ファンタジースプリングス」もオープン。『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』をテーマにした世界を楽しむことができます。
全国2位の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を好きな理由をみると、TOP3の「1日中過ごせる・楽しめる」「アトラクション(乗り物)が充実」「世界観や雰囲気が好き」が4割超と高くなっています。人気の映画・アニメ・ゲームの世界観をテーマにしたアトラクションなども人気があるようです。
4位の「家族と楽しめる」、5位の「非日常な感じや雰囲気を味わえる」が3割台で続き、6位以降では「アクセスがいい(交通機関や送迎バスなど)」は、「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」と比べて高くなっていました。
そのほかにも、北海道で2位だった「ルスツリゾート遊園地」では、「1日中過ごせる・楽しめる」が1位で、「アクセスがいい(交通機関や送迎バスなど)」も高めでした。
九州・沖縄で2位だった「ハウステンボス」は、「世界観や雰囲気が好き」が5割超と高く、「施設がきれい・清潔・広い」も4割超でした。
山梨県にある「富士急ハイランド」は、「アトラクション(乗り物)が充実 」が6割超と高く、「ストレス発散になる/すっきりする」も3割台後半で、ほかのテーマパークと比べて最も割合が高くなっていました。
非日常を体験できる遊園地・テーマパークは、幅広い年代から支持されているようです。これからも、さまざまな体験を楽しみたいですね。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2024年5月31日~2024年6月4日
有効回収数:5259サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
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