商品開発にあたり悩みは「調査」でした。それを解決したLINEリサーチの活用法とは?
今回は、清涼飲料の商品開発に携われているサントリー食品インターナショナル株式会社の新川千晶様にLINEリサーチの活用方法やおすすめポイントなどをお伺いしました。
1. 普段の業務内容をお聞かせください
当社の清涼飲料の商品開発に携わっております。
2. LINEリサーチのご利用の経緯を教えてください
担当している商品のメインターゲットがZ世代にあたる10~20代の高校生・大学生のため、従来のネットリサーチ会社の調査パネルでは出現率が低かったり、リクルートが難しかったりすることがありました。また、モニター数を集められたとしても、調査慣れをしているような方だったり、結果が肌感と少しずれているような感覚を抱いたりと、本当に生活者の声に近い内容をヒアリングできているのか不安になることが度々ありました。
その悩みを、普段やり取りしている取引会社の方に相談した際、LINEリサーチをご紹介いただきました。
若年層のパネルが豊富で、あらゆる人が使用しているLINEをプラットフォームにしているがゆえに、良い意味で”調査慣れ”していないリアルな回答が得られると伺い、ぜひ1度試してみたい!と問い合わせたのがきっかけです。
3. 今回どのような形でLINEリサーチを活用しましたか?
オンラインでのデプスインタビューを実施しました。普段の清涼飲料の飲み方や買い方といった基礎的な質問に加え、対象者の方の趣味や特技など少しパーソナルな質問や、いくつかの清涼飲料ブランドに対するイメージといった抽象的な質問を織り交ぜてインタビューしました。
期間があまりない中で、当日の準備と対象者の方に実施頂く事前課題の回収をする必要がありましたが、LINEリサーチのオフィシャルパートナーである日本インフォメーション株式会社様に迅速にご対応いただいたおかげで、スムーズに回収・分析することができました。
4. LINEリサーチを利用してみて感想をお聞かせください
当初は調査に慣れていない方が多いということで、オンラインのデプスインタビューの中でどこまで言葉を引き出せるか少し不安でした。ですが、日本インフォメーションのご担当者様が、対象者の方にリラックスしていただけるよう開始前のお声掛けや、調査にあたって必要な事前説明をしっかりしていただいたおかげで、心配していたようなことは起きず、対象者の方には気兼ねなく自由にたくさんお話しいただけました。
その結果、若い世代の方々の中で形成されているブランドのイメージを具体的に・詳細に知ることができ、チームにとって非常に大きな学びになりました。「10代」「20代前半」「20代後半」と細かい条件でリクルート出来ていたので、従来のように「10~20代」と大括りでのざっくりとした分析ではなく、大学進学や就職などの環境の変化によって、考え方や感じ方が移り変わっていく様子を詳しく知ることができました。
5. これまでの調査を経て、今後の展望やお考えがあれば教えてください
所属しているグループでは、若年層をターゲットにしたブランドを多く担当していますが、商品開発にあたりメンバー共通の悩みは「調査」でした。お客様を理解し商品の受容性を測るためにターゲット層の声はしっかり聞きたいのですが、なかなかリクルートが難しく対象者条件を細かく指定することができないことばかりでした。LINEリサーチは若年層のサンプル数が圧倒的で、リクルートも、細かい対象者条件の指定もなんら問題なくできました。そのため分析もしやすく、今までにない発見の多い調査となりました。
6. LINEリサーチのおすすめのポイントがあれば教えてください
①中高生などの若い世代を含めた幅広い年代のパネルが豊富なこと
②LINEという日本国民の殆どが使用しているプラットフォームを使用しているためリアルな生活者に近い声を聞けることがLINEリサーチのおすすめポイントだと感じています。
サントリー食品インターナショナル株式会社様にご利用頂きました「デプスインタビュー」の詳細は以下よりご確認いただけます。
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