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Z世代、スマホゲームを「週に1回以上プレイする人」は7割。2024年、Z世代が注目するゲームとは?

全国15~24歳を対象に、四半期毎に実施している若年流行調査。今回は番外編としてZ世代が「2024年に注目しているスマホゲーム※」について聞きましたのでその結果をご紹介します。
※スマホゲーム:専用アプリをApp StoreやGoogle Play ストアなどからスマホにダウンロードして遊ぶゲーム


1. スマホゲームを「週に1回以上プレイする人」は7割、男性のほうがプレイ時間が長い傾向

約4,700人のZ世代にスマホゲーム※1を週に1回以上プレイするかどうか、プレイする人には、1日あたりの平均プレイ時間※2も聞きました。
※1 コンピューターゲーム、ビデオゲームやアナログゲームは除いて聴取。
※2 複数のスマホゲームをプレイする場合にはまとめてどのくらいプレイしているのか、日によってプレイ時間が異なる場合もここ1か月でのだいたいの平均で回答いただきました。

全体では、スマホゲームを【週に1回以上プレイする人※】は7割でした。そのうち割合が高かったのは、「1日あたり、1時間以上~3時間未満」と「1日あたり、1時間未満」でそれぞれ26%。次いで「1日あたり、3時間以上」が19%でした。
また、「スマホゲームはまったくプレイしない」という人は18%いました。
※「1日あたり、3時間以上」「1日あたり、1時間以上~3時間未満」「1日あたり、1時間未満」の合計

男女別でみると、男性のほうが女性よりもスマホゲームのプレイ時間が長い傾向がみられました。
【週に1回以上プレイする人※】は男性で8割超、女性では6割と20ポイント以上の差がありました。内訳をみると、男性は「1日あたり、1時間以上~3時間未満」の割合がもっとも高く3割を超えているのに対して女性は「1日あたり、1時間未満」がもっとも高く3割でした。


2. 2024年、Z世代が注目しているスマホゲーム、男性は「モンスターストライク」、女性は「LINE:ディズニー ツムツム」がすべての年齢層で1位

2024年に注目しているスマホゲーム※1について、約4,700人のZ世代に回答※2してもらいました。
※1 コンピューターゲーム、ビデオゲームやアナログゲームは除いて聴取。調査時点では、2024年リリース予定のスマホゲームのタイトルも選択肢に含む。
※2 回答者にはふだんスマホゲームをしない人も含む。

男女年齢別にみると注目しているスマホゲームに違いがみられます。
前項で紹介したように、スマホゲームをプレイしている頻度が高かった男性のほうが女性に比べ「注目しているゲーム」として選択した各ゲームの割合が全体的に高い傾向にありました。

男性は、「原神」「モンスターストライク」「プロ野球スピリッツA」の割合が高く、その中でも「モンスターストライク」は男性すべての年齢層で1位となりました。2013年のリリース以来、10年以上経った今でも人気は衰えず、まだまだ注目は高いようです。
男性15~18歳では「モンスターストライク」「プロ野球スピリッツA」が、2割前後とほかの年代に比べて割合が高い結果に。男性19~22歳、男性23~24歳では「原神」が2位にランクイン。 また、男性19~22歳では、「Pokémon GO (ポケモンゴー)」が4位、男性23~24歳では5位となりました。

女性は、「LINE:ディズニー ツムツム」の割合が男性に比べて高くなっており、女性すべての年齢層で1位となりました。その中でも女性15~18歳では、2割弱と高めでした。
また、女性すべての年齢層では、「呪術廻戦」初のスマホゲームとして2023年11月にリリースされた「呪術廻戦 ファントムパレード」がTOP5入りしました。

男女でランキングの顔触れが異なる中、15~18歳では、男女ともに「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」がTOP3にランクインし、他の年齢層に比べて割合が高めでした。また、23~24歳では、睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep (ポケモンスリープ)」が男女ともにTOP3入りしました。社会人の年齢層ほど、睡眠の質に興味を持つのかもしれませんね。年齢層によって、注目するゲームのジャンルも異なる様子がうかがえます。


2024年に注目しているスマホゲームは、若年流行調査でも常連のゲームタイトルが多く並ぶ結果となりました。また、男女でプレイする頻度や注目しているゲームタイトルに違いがみられる結果となりました。今後の動きにも注目していきたいですね!

LINEリサーチでは、四半期に1回行っている流行調査の結果の無料レポートを提供しています。 Z世代のトレンドを参考に、皆様のマーケティングに少しでもお役立ていただければと思います。

【結果レポートに含まれる内容】
①上位300位までの性別×年代別のランキング表
タレントの個人名・ゲーム・アニメタイトルが多数言及されています。

②上記300位までのエリア別のランキング表
貴社注力エリアで何が流行しているのかご参考になさってください。

<エリアの内訳>
1)北海道・東北地方
2)関東地方
3)中部地方
4)近畿地方
5)中国・四国地方
6)九州・沖縄地方

【調査について】
2023年12月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~24歳の男女
実施時期:2023年12月1日~12月3日
有効回収数:4,727サンプル
※回収比率は、[男性]15-18歳:19-22歳:23-24歳:[女性]15-18歳:19-22歳:23-24歳が2:2:1:2:2:1
※表/グラフ中の数字は小数第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】
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