在日○○人であること
はじめまして、在日台湾人のStellaです。
誰かの母親になり5年目、子育てとは自分育てだなとつくづく感じています。
その1つが今回のテーマ在日〇〇人であることでした。
子供の教育を真剣に考えていく中で、いままで突き詰めて考えてこなかった在日〇〇人であること、移民であり、中途半端ではあるが多言語に囲まれていること。
それを継承する意味はあるのか、子供たちに思い知らせる必要があるのかということを自問自答してきました。
日本は世界でも珍しい単一民族国家であり、その中で移民として生きていくことは他の国で移民で生きていくこととは異質だなと思っています。
私自身、学生時代ほとんどが日本人という中で交友関係を持ったけど、どこかで感じる孤独感、疎外感、完全には共感しきれない感覚。いまだにトラウマのまま人との距離を取るときに戸惑いを感じます。
エセ日本人として生きていくことはたやすく、自分たちのバックグラウンドを捨てがちだけど果たしてこれからの世の中それで良いのか。子供たちに同じことを味わせることにならないか。
いまのところの結論としては中途半端でも良いからありのままのバックグラウンドを受け入れて、誠実に向き合うべきなのかなと感じています。
これは私が小さい頃に感じたこととは正反対のことであり、それを子供たちに課していくことに勇気がいります。
いま私が子供たちにやっていること…
(1)中途半端でも私からは台湾語で話しかけ続けること。子供達の父親からはきちんとした日本語で話しかけてもらうこと。
(2)多言語環境の中心は英語であることは間違いないため、英語で教育を受けさせること。
(3)私が若い頃に学ぶことを止めてしまった中国語を週1でも良いので、触れる機会を作り続けてあげること。
子供の年齢的にもいまやれることはこれくらいかな。
在日〇〇人、多言語環境で子育てしてる方はどう工夫されているのでしょうか。これからも探っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。何かアドバイスありましたらぜひお願いいたします。
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