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「読んで涙が流れました」"LINEジャーナリズム賞"受賞記事への声、記者からコメントも(23年5月〜7月期)

先日、期間中に配信された100万本を超える記事の中から3本を選出し表彰した「LINEジャーナリズム賞 23年5月〜7月期」。

"心を動かす"3本の記事を対象に、今回もユーザーの皆様に記事の感想をX(旧Twitter)で募集し、多くのコメントをいただきました。

各記事に寄せられた声をピックアップし、執筆や取材などを担当した記者の方からのコメントもあわせて紹介します。(メディア名50音順)

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補聴器つけた愛娘、保育園を転々としても現れる壁 会社を辞めた父が挑む“難聴理解”は未来への一歩

FBS福岡放送ニュース(2023年6月27日掲載)

メディアからのコメント

「知ることで世界は少し変わるかもしれない―。」

今回のLINE NEWSにより皆様が教えてくれたのは、社会を作る私たち一人一人が持つ「力」です。難聴の娘のため社会に働きかける岩尾至和さんの活動は、福岡という地方で始まり、少しずつ難聴理解の輪を広げています。この記事が公開され、岩尾さんが代表を務める「一般社団法人言葉のかけはし」には、励ましのメッセージや支援が寄せられたといいます。決して、豊富な資金の中での活動ではありません。むしろ身を削りながら活動しています。けれども岩尾さんは、「人」が持つ思いやりの力を信じ、明日の活力に変えています。

「知ることで行動が変わり、新たな未来を作る。」
この記事と出会ってくださった方々が、きっとその一人一人なのだと感じました。

FBS福岡放送 報道局報道部ディレクター 岩浦芳典

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「どうして息子が」闇バイトの果てに…

NHK NEWS(2023年5月30日掲載)

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『いなくなればいい』死刑囚の差別的言動。血だらけで通報を助けた被害者が、7年目に示す「答え」とは

TBS NEWS DIG(2023年7月19日掲載)

メディアからのコメント

この記事を書くにあたり、改めて取材をする中で、数年がたったからこそ一矢さんに現れたネガティブな反応があることを知り、事件で受けた傷の大きさと、取材し続けること、伝え続けることの大切さを改めて実感しました。

あの日から7年が経ち、裁判も終わっている今、なにげなく日常を過ごしていれば、事件の記憶は薄れていきます。その中で、凄惨な事件があったことを少しでも思い出し、障害がある人の暮らしに思いをはせるきっかけとなる記事を書く機会をもらえたことを嬉しく思います。
「今が幸せ」とはいえ、辛い経験をした当事者家族にこの記事が賞に選ばれたことを伝えることには躊躇いもありましたが、一矢さんの両親も、大坪さんも、多くの人に読んでもらえたことをとても喜んでくれて、ほっとしました。

同じ境遇の人の希望になれたら、というだけでなく、全く関心のなかった人の心に触れる記事になればいいなと思っていました。
誰かの感想を目にすることで、また別の人が記事を読んだり、考えたりするきっかけになる――長い記事を最後まで読んでくださった方、SNSで発信してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

TBSスパークル ドラマ映画部 福田浩子

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ユーザーの皆様からいただいた全てのコメントは紹介できませんでしたが、「知る」ことの重要さや、より良い未来のためにできることなど、問題をより身近に捉えた感想が寄せられました。今後も多くの記事配信を予定しているので、LINE NEWSをぜひ覗いてみてください。

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