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「人生を変えられる存在になりたい」ライバー育成プロデューサーのお仕事とは

皆さん、こんにちは!SHOWCASEです。

今回は、LINE LIVEからライバー育成を担当する菅原さんに登場いただきます。
ライバー(LINE LIVEでLIVE配信をしている配信者のこと)をプロデュースする仕事とは?菅原さんに、魅力たっぷりにお話しいただきました。

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1.LINEに入社するまで

——LINEに入る前はどんな仕事をされていたのですか?

インフルエンサーやブロガーが所属する事務所でマネージャーをしていました。プロトラベラーと呼ばれる方もいましたね。

——プロトラベラー!?初めて聞きました。どんなことをしている方ですか?

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旅の素晴らしさを伝えるインフルエンサーです。
日本・世界各地に旅行に行き、旅行の模様をSNSで写真を上げて、旅の素晴らしさを伝えて、女性を旅にいざなう、というがコンセプトでした。
一か月に2~3か国行ったりする人もいましたね。
旅好きな人にはすごく楽しい仕事だけど、写真を撮らなきゃいけないことは大変そうでした(笑)

——なぜ転職をしようと思ったのですか?

前職には約10年いたのですが、やり切ったと思ったのが一番大きいですね。
10年経つと、私が入社した時に高校生だった子が育ってブロガーとして生計を立てれるようになったり、あとは家庭を持ってそういった仕事から卒業したりと状況も変わってくるのを見て、ここで自分が出来ることはある程度やり切ったなと思ったからです。

——LINEに入社するきっかけは?

転職しようと思っていたタイミングで、「今の時代はLIVE配信らしい!」というのを聞いてLIVE配信に興味持ったのがきっかけでした。
そもそも、私自身として芸能人とか、ある程度完成された方のマネジメントではなく、アマチュアの方をマネジメントすることに興味があり、ライバーって面白そうだと思いました。その後、転職活動をしていく中で、LINEにご縁があり入社することになりました。

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2.ライバーをプロデュースするということ

——ライバーの育成プロデューサーという業務はどんなことをしているのですか?

ライバーさんの日々の配信をチェックして、良かった点や直した方がいい点をフィードバックしたり、一緒に配信する企画を考えたり、撮影があれば立ち会ったり、とライバーさんの活動をサポートする業務ですね。
今、私ですと27人のライバーさんを担当しています。

——27人ですか!?ライバーさんそれぞれ個性も違うから、全員を担当するのは大変そうですね。

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担当するといっても、私たちの仕事は「これやって」「こういう風にして」と強制することではなく、あくまでライバー本人が何をやりたいか、どうなりたいかという意志をサポートすることです。

——ライバーさんから、やりたいことってそんなにどんどん出てくるのですか?

もちろん配信を始めて間もないライバーさんとかですと、ただしゃべるだけでやりたいことが明確にないこともありますが、続けていくことでファンがついてきて、そうするとファンに喜んでもらうためにはどうすればいいのかと考えるようになってきます。どんどん本人の中でやりたいことが出てくるんですね。そして、やりたいことを実際経験してみることで、また新しいことをやってみようと思う、というように意識も変わってきますね。

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——ライバーさんのやりたいことを後押しするのが菅原さんの役割ということですね。

そうですね。本人のパワーを信じて、やりたいことを後押ししていくと、どんどんの本人に可能性が広がっていくような気がします。
ライバーさんが持つパワーを引き出したり、気づかせてあげることが一番重要なことだと思いますね。

——ライバーさんと日々向き合っていると思いますが、気を付けていることはありますか?

前職でもそうでしたが、ライバーさんにしてもブロガーさんにしても自分をコンテンツにして発信しています。

例えばブロガーさんでいうと、毎日色々なことをしている中で、きれいな部分や人が興味を持ちそうなことを切り取って発信しているのです。
ライバーさんもリスナーさんと話す内容を探したり、この前配信で話題になったことを実際にチェックしてみたり・・

きれいなことや話題って、普通に生活しているだけではなかなか生まれる訳はなく、努力して探したり、作ったりしているのだと思います。

どんな嫌なことがあっても「毎日配信する」、これはまさにプロだと思います。絶対真似できないし、本当に尊敬しているので、常に敬意を持って接しています。
特に、ライバーさんは若い人が多いので、話していると私自身先生っぽくなってしまいがちです。なので、アドバイスはするけど、指導はしないように気を付けてます。
常にファンと向き合って、一番ファンの気持ちを分かって、さらに苦労しているのもライバーさん本人なので、あくまで本人が主体です。

3.やりがいについて

——すごくやりがいある仕事だと思いますが、一方で自分の言動でライバーさんの人生を変えてしまうかも、というようなプレッシャーはないですか?

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うーん、あまりないですね。むしろ変えてみたいと思います(笑)
ライバーさんの人生を背負うというよりも、「二人三脚で走る」イメージに近いです、だから、あまり怖いと思いません。

私が出来ることは、ヒントを与えること、道筋を教えてあげることくらいで、あとは本人の感覚を信じて決めたことを全力でサポートします。

——さっきから感じてますが、とても楽しそうにお話しされていますね(笑)

はい、とってもこの仕事が楽しいです(笑)
本人のやりたいことができている時や、努力したり工夫している子は話している時に顔がキラキラしてくるんです。そういう顔を見ると苦労は吹き飛びますね!

——こういう風になっていって欲しいというものはありますか?

「私の職業はライバーです!」と言える人が一人でも増えたらいいなと思っています。
そのためには、本人の実力も大切だけど、世の中がライバーという存在をもっと認めてくれないと成り立たちません。
ブロガーさんをマネジメントしていた時も、担当して間もない頃は「ブロガーって何?」という感じでした。職業として堂々と言えなかったですね。
その仕事だけで生計が成り立つくらい稼いでいたら、胸をはって言ってもいいはずなのに、世の中的に認知が無くて。
だから、ライバーが世の中で認知されて、職業として胸を張って言えるライバーさんがたくさん出てくればいいなと思っています。

4.ライバーさんとの面談に密着しました!

今回は、特別に菅原さんがライバーのNannaさんと面談する模様を撮影させていただきました!

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今回はオンラインでの面談でしたが、直接会って話すことも多いようです。面談では、直近でNannaさんが参加したイベントについて配信データを含めて振り返りをしたり、今どんなことに興味を持っているのかを聞いたりと色々お話しをされていました。

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面談といっても堅苦しい雰囲気は全くなく、プライベートの話題も混ぜながらとても楽しそうに話していました。こういった雰囲気作りもライバーさんとの信頼関係をつくるために大切なんですね!

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実際の仕事現場を見ることが出来た貴重な機会でした!

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