今の子どもたちは、何歳からスマホを所有? -親子で学ぼう!夏休みに気を付けたいネットトラブルとタイムマネジメント -
ご家庭でお子さんはスマホやタブレットを使っていますか?
お子さんのいる家庭では、夏休みになって学校で使っていたタブレットなどを家に持って帰っている子も多いと思います。
また、すでにスマホを与えている家庭もあるでしょう。
今の子どもたちが、スマホをいつから持ち始めているか、どんなネットトラブルがあるか気になりませんか?
LINEみらい財団では、子どもたちのスマホ・タブレットの利用に関する現状を知るため調査を行いました。
今回は子どもとスマホやタブレットとの付き合い方について、LINEみらい財団で実施した、子どもたちのスマホ・タブレットの利用に関する調査結果を紹介します。この調査結果から、お子さんがいる方には、親としてどんなことができるか考えるきっかけにしてもらえると幸いです。
■子どもがスマホを持つ年齢は? そのことによるトラブルはある?
LINEみらい財団が、全国の小学生~高校生の子どもを持つ保護者1000名と小中高の教員1000名に行なった調査をもとに、最新のスマホ事情とスマホやタブレットに関するトラブルを見てみましょう。
① 今の子どもたちは、何歳からスマホを持っていると思いますか?
お子さんがいるみなさん、子どもにスマホを持たせていますか?
ほかの家庭ではどうなのか気になりませんか?
そこで、何歳からスマホを持たせているのか聞いてみました。
② ネットトラブルにはどんなものがある?
スマホだけでなく、文部科学省が取り組む「GIGAスクール構想」によって、子どもたちには1人1台のタブレットなどの端末が学校から与えられています。それに伴い、さまざまなトラブルが起こることも考えられます。
実際にトラブルは起こっているのでしょうか?
また、どんなトラブルがあるのでしょうか?
・ネットトラブルとは?
・特に多いのは「長時間利用による生活習慣の乱れ」
学校で実際にどんなトラブルがあったのかを教員に聞いてみました。
いずれにしろ、これらは学校だけの問題ではありませんよね。
子どもたちがこうしたトラブルに合わないためにも、またトラブルに合っても対処できるよう、トラブルについて知り、スマホやタブレットをどのように使ったらよいのか、普段から家庭内で話し合っておく必要があります。
■子どもといっしょにスマホやタブレットの使い方について考えてみましょう
LINEみらい財団が開発した「GIGAワークブック」は、子どもたちが、スマホ・タブレットの使い方やトラブルに合わないためのネットワーク上のルールやマナーなど、いわゆる「情報モラル」について学ぶことができる教材です。学校はもちろん、家でのスマホやタブレットの使い方についての学習ページも用意しています。
「GIGAワークブック」を使って、スマホやタブレットの使い方について子どもと話し合うきっかけにしていただければと思います。
①「GIGAワークブック」はどこで入手できる?
以下のURLから「GIGAワークブック」をお申込みいただけます。
小学校1年生~3年生向けの「ビギナー」、小学校4年生~6年生向けの「スタンダード」、中学生・高校生向けの「アドバンスド」の3種類がありますので、お子さんの学年に合わせて活用してみてください。
▽お申し込みはこちらから
https://forms-business.yahoo-net.jp/linecsr/s/materials
教材選択よりご希望のものをお選びください。
② どんなことが学べるの?
以下は例として「アドバンスド」版から、使いすぎ・長時間利用に関連するワークを紹介します。ダウンロードしたPDFをパソコンまたはタブレットで開いてください。
「GIGAワークブック」は、「情報モラル」について学べる、PCやタブレット上で開いてそのまま学習に活用できるいわば電子ブックです。
後ろのほうのページに「家で使う」という章があります(目次で確認できます)ので、家でのスマホやタブレットの使い方について、ぜひお子さんといっしょに考え、話し合ってみてください。
・「自分で時間を管理する力」を身に付けよう
スマホやタブレットを使いすぎて生活に影響が出ないよう、時間の使い方について考える課題です。
・スマホやタブレットを使うときの家庭でのルールを考えよう
「GIGAワークブック」の最後には、保護者向けに書かれたページもあります。たとえば、スマホやタブレットを家で使うときのルール決めについて注意点や考え方などを記しています。
・スマホやタブレットの保護者向け機能を知ろう
フィルタリングやアプリの設定などについてわかりやすく解説したページもあります。
■読むだけじゃなくて、考える教材です
「GIGAワークブック」の大きな特徴は、「スマホやタブレットで写真を撮ってSNSで公開する」というような具体的な使い方の場面について、「写真を誰でも見られるSNSで公開するときのリスクは?」などと子どもたちに考えてもらい、自分の意見を書き込んだり友達や親と話し合ったりできる構成になっていることです。たんに読んで知識を詰め込むような教科書ではありません。だから「GIGA"ワーク"ブック」という名前なんです。
子どもが家にいることの多い夏休み。
ダウンロードした「GIGAワークブック」のPDFをパラパラとめくって、もし気になるページがあったら、時間があるときや夕ご飯の後に、子どもといっしょに考えたり話し合ったりしてみてはいかがでしょうか?
今後もLINEみらい財団は、教育現場や社会の変化にあわせ、情報モラル等に関する教育活動に取り組み、子どもたちがデジタル社会で生きる力を養うことを支援してまいります。
「GIGAワークブック」について詳細等は、こちらの特設サイトをご参照ください。
活用型情報モラル教材GIGAワークブックについて
https://kids.yahoo.co.jp/edu/moral