見出し画像

キーボードを見ないで操作できますか?「タイピングの練習」でタイピングを楽しくマスターしよう!

本記事は2020年08月18日にLINE entry公式ブログにて掲載されたものを再編集した記事です。

初めてキーボードをさわる子どもたちにとっては、ずらっと並んだアルファベットのキーは戸惑いをおぼえるはず。そこで、まずはキーボードに慣れるため、ゲーム感覚でキータイピングの練習ができるプログラムをつくってみました。

無料のプログラミング学習プラットフォーム「LINE entry」でゲーム感覚で楽しめますので、ぜひ親子でいっしょに遊んでみてください。

「タイピングの練習」の遊び方

1. まず、パソコンを用意してください。今回はキーボードを使用しますので、キーボードのないタブレットでは遊べません。

2. パソコンで「LINE entry」にアクセスします。「みんなの作品」をクリックして表示された作品の中から「タイピングの練習」を選んでください。

3. 画面左下にある「スタート」をクリックするとゲーム開始です。

4. 右側から左に向かって1文字のアルファベットが流れてきます。パソコンのキーボードから、同じ文字の書いてあるキーを見つけて押してください。

5. 流れてきた文字と同じキーを押すと、音が鳴って点数が1点カウントされます。すると、新しい文字がまた右から流れてくるので、同じようにしてキーを押します。

制限時間60秒で、なん点取れたかを競うゲームです。文字の流れるスピードはだんだん速くなっていくので、のこり時間が少なくなるほど難しくなりますよ。

なお、文字が左側まで流れていったり、まちがったキーを押してしまっても特にペナルティーはありません。ただタイムロスになるので、なるべくミスがないよう練習していきましょう。

6. のこり時間がゼロになったらゲームオーバーです。なん点取れたかな?

※流れてくる文字は「ランダム(でたらめ)」に決められます。そのため、同じ文字が続けて流れてきたり、なかなか流れてこない文字があったりします。なん回かプレイすれば、いずれすべての文字が流れます。
※最新版のウェブブラウザーで実行してください。Google Chromeを推奨します。ほかのウェブブラウザーでは正しく動かない可能性があります。

高得点を取るコツ

「タイピングの練習」で高得点を出すには、キーの位置をおぼえてえてしまうのがいちばんです。

「Shift」や「Tab」などの端の方にあるキーはOSやパソコンの機種によってことなりますが、アルファベット部分は、多くのパソコンが下の図のように並んでいます。

アルファベットは赤枠の部分

ABCの順、つまりアルファベット順に並んでいないので、最初は大人でもとまどいますよね。

人差し指だけを使うのではなく、両手の指をキーボードの上に置いて、どの指でどのキーを押すのかをおぼえましょう。スタート時はホームポジションと呼ばれる位置に手を置きます。

ホームポジション

左の人差し指は「F」、右の人差し指は「J」です。最初のうちは難しいかもしれませんが、なん度も繰り返すことで、だんだん慣れていきます。キーボードを見なくても押したい文字のキーを押せるようになったらカンペキです。

豆知識:アルファベットのいちばん上の行が左から右へ「QWERTY……」と並んでいるため、この並び方は「QWERTY(クワーティ)配列」と呼ばれています。なぜ、このような並び方になっているのかは、諸説あるようではっきりしていませんが、現状では多くのパソコンのキーボードがこの並び順になっています。

プログラムを改造してみよう

ゲームがむずかしすぎる場合は、プログラムを改造して少し簡単にしてみましょう。
ゲーム画面の右下にある「ブロックを見る」ボタンをクリックすると、ゲームのプログラムを見ることができます。

表示された画面の右側にあるのがこのゲームのプログラムです。

下の方に「スピードに0.2足す」というブロックがあるのがわかりますか? このブロックには、流れてくる文字のスピードを速くするという役割があります。

「タイピングの練習」のプログラム

新しい文字が流れてくるたびに、「0.2」ずつ速くなっていくのです。この数字を「0」に変えれば、スピードは速くならずにずっと同じペースで文字が流れてきます。数字を入力するときは、必ず「半角」で入力するようにしてください。「全角」で入力してしまうとプログラムが正しく動きません。

初めて遊ぶときは「0」にして練習してみるのもいいかもしれません

キーを速く正確に押すことは、プログラミングの学習はもちろん、文章を入力するなど、パソコンを使う上で基本となるスキルです。このゲームで楽しく遊びながら練習して、タイピングを習得してくださいね!

いいなと思ったら応援しよう!