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「サリーキャッチ」で高得点を目指しながらマウスの動かし方を練習しよう!<初級>

本記事は2020年11月20にLINE entry公式ブログにて掲載されたものを再掲載した記事です。

今回は「みんなの作品」の中から、「サリーキャッチ」の遊び方とプログラムの改造方法をご紹介します。「サリーキャッチ」は、画面にあらわれるたくさんのサリーが画面の外に逃げてしまう前に、いくつクリックできるかを競うプログラムです。マウス操作だけで遊べるとても簡単なゲームなので、何回もチャレンジしてマウスの使い方に慣れていきましょう!

「サリーキャッチ」

ゲームをスタートすると、画面にサリーが20体あらわれて、画面の外に向かってでたらめに動き出します。サリーが消えてしまう前に、クリックしてつかまえましょう。

サリーキャッチの遊び方

まずはゲームで遊んでみよう!

①まずはLINE entryをPCかタブレットで開きます。「みんなの作品」から「サリーキャッチ」を選んでください。

②画面左下の「スタート」をクリックすると、画面にサリーが20体あらわれ、ランダムに動きだします。
③カーソルをサリーに合わせてクリックすると、サリーが消えて「とくてん」が1増えます。
④すべてのサリーが画面の外に消えると、「おわり」というメッセージが画面の真ん中に表示されます。

さて、何点取れましたか? 
画面の左下の「停止する」をクリックしたあとに「スタート」をクリックすることでもう一度最初から遊ぶことができます。高得点をめざして何度もプレイしてみましょう。

それでは、下のリンクから「サリーキャッチ」を始めてみてください!
サリーキャッチ

プログラムの改造方法(1)

「サリーキャッチ」を遊んでみて、どう感じましたか? 「カンタンすぎる?」それとも、「サリーがすぐにいなくなってしまうのでサリーを増やしたい?」

それでは、まずは画面にあらわれるサリーの数を変える改造をしてみましょう。まずは「ブロックを見る」を開いてください。
最初に出てくるサリーの数は、「しばふ」のプログラムにある「20回繰り返す」というブロックの数字で変えられます。たとえばここの数字を「40」に変えてプログラムをスタートすると、先ほどより多くのサリーがあらわれます。

数値を40に変えよう
現れるサリーが増えていれば成功

ただし注意しなければならない点として、ここの数字を変えた場合、もう1か所プログラムを変更しなければなりません。
それは、「おわり」のプログラムにある「もし消えたサリーの値=20なら」というブロックの数字です。こちらの数字も先ほどと同じ「40」にそろえる必要があります。
それはなぜだと思いますか?

ここも数値を40に変えなくてはいけない、それはなぜだろう?

そもそも、「消えたサリー」という変数はどのような働きをしているのか見てみましょう。「サリー」のプログラムを見てください。「消えたサリーに1足す」というブロックが2か所にありますが、このブロックは「サリー」が画面の外まで移動したときと、「サリー」がクリックされたときに実行されます。つまり、「サリー」が消えたら「消えたサリー」の値を1増やすということですね。

次に「おわり」のプログラムを見てみましょう。「おわり」のプログラムは「もし消えたサリーの値=○○なら」ゲームを終わりにするという働きをしています。ここでは全ての「サリー」が消えたら、ゲームを終わりにするプログラムにしたいので、○○に入る数字は最初にあらわれる「サリー」の数と同じ数字にする必要があります。

もしここの数字を「20」のまま遊んでしまうと、まだすべてのサリーが消えていないにもかかわらずゲームが終わってしまいます。そこであらわれるサリーと同じ数の「40」に変更するとすべてのサリーが消えたときにゲームが終わるようにすることができます。
これが数字を揃える理由です。

完成作品のプログラムの仕組みを理解していくことは、自分でプログラミングをするときにとても有効なスキルになりますので、参考にしてみてください。
また、今回の改造はプログラムの中の数字を変えるだけの簡単な方法なので、ぜひ挑戦してみましょう!

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