見出し画像

つぶやき日記#19 ー チャーリーって誰? Who is Charlie?


最近よく、足が攣る。

寝る前に水分を補給しておくと良いそうだけど、
朝、目が覚めたら勢いよく伸びをする、
という普通のことが、
簡単ではない。
待てよ、このまま足首を伸ばしたら、
攣るんじゃないか?
と、
一瞬ブレーキがかかる。
それを忘れると、
イタタタタタ、となって、
朝の忙しい時に、
足が攣ってると、本当に困る。


足が攣る、は英語で cramp

とも言います。
これは痙攣(けいれん)全般を指す言葉。
いわゆる足が攣ったときは、
Charlie Horse とも言います。
私は中学生の時にこの単語を習った気がする。
あんまりにも面白く不思議だったので、
すぐに覚えた記憶があります。

チャーリー·ホースを調べた参照:Dictionary.Comから

この中に、
チャーリーホースの起源の説明がありました。

Idioms and Phrases
Cramp or stiffness in a muscle, most often in the thigh, as in After working in the garden I frequently get a bad charley horse . First used in the 1880s among baseball players, the term was soon extended to more general use. Its true origin is disputed. Among the more likely theories proposed is that it alludes to the name of either a horse or an afflicted ball player who limped like one of the elderly draft horses formerly employed to drag the infield.
イディオムとフレーズ
大腿部に起こることが一番多いとされる、筋肉の痙攣やこわばりを指し、「庭仕事の後、よくひどいチャーリーホースになる」のように使います。この表現は 1880 年代に野球選手の間で最初に使用されると、一般的に使用されるようになりました。その起源については異論があります。よく言われているのは、内野線を引くために使われた年取った馬の、もしくはそのように足を引きずって苦しそうだった野球選手の、名前だったという説です。

Dictionary.com

ところで、子供の頃

すごいヒットしたテレビシリーズ(のちに映画化)に、
チャーリーズ・エンジェルズ Charlie’s Angeles
(「チャーリーの天使たち」が直訳です)
と言うのがありました。
聖子ちゃんカットどころじゃない、
ファラ・フォーセット・カット Farrah Fawcett’s hairstyle
というヘアスタイルが
世界中を席巻したのです。
今では知らない人の方が多いでしょうけど。

このチャーリーは誰でしょう?

これは億万長者 millionaireチャーリー・タウンゼント Charlie Townsend
という設定ですが、
彼は決してドラマに現れることはなく、
スピーカーフォンを通じて、
声だけで指令を出すのです。

その当時、人々は
スピーカーフォンで
「すごいな」って
思ってたわけです。
今では誰でも持ってるスマホ。
「ちょっとスピーカー(フォン)にして。全員参加するから」
みたいな使い方をする日が
こんなにすぐ実現されようとは。

学生の頃、
とっても可愛かった友人のA子から、
唐突に電話をもらったことがあります。
私:「なんか用?」
A子「あ、今ね、ヒロキの車から電話してる」

現代の若者に、
この会話のすごさはわからないと思います。

移動する車の中から電話した、それが何か?
でも、この当時、
まだ携帯電話が巨大だった頃、
金持ち御曹司のヒロキさんの車で
ドライブに行った可愛いA子は、
幸せの絶頂で自慢げに、電話してきたわけです。

これって、
今になって
「A子ちゃんあの時、車から電話したって、すご~く自慢げだったよ」
なんて言われたら、
顔から火が出るほど恥ずかしいかも。

でも、良い経験ですよね。
誰もがあの巨大携帯電話を
持てたわけじゃないんです。
その時代を楽しむ、
っていう気分を持ってるのは
大切なことです。

チャーリーって、

アメリカではベトナム戦争の、
いわゆるヴェトコン Viet Cong を指すときの
暗号的ニックネーム
にも使われたようです。
ヴェトコンとは
最終的にアメリカが負けた、
ベトナム戦争の
社会主義側の兵士たちのことです。

チャーリーって
いろんな表現で使われる名前みたい。
ポピュラーな男子の名前。
チャールズ Charles の愛称ですが、
同時にチャーリーが正式名称の場合もあります。
Please call me Charlie チャーリーと呼んでください
と、自己紹介されたら、
もしかして、
親から付けられた名前はチャールズかもしれないけど、
ともかく間違えないように、
チャーリーと呼んでおく必要があります。
親がニックネームのチャーリーを正式名として
名付けた場合もありますので。
でも、はっきり聞いてしまって
構わないと思います。

そして、
チャーリーはイギリス英語のスラング slangで、
しょうもない男性を指す時に使うみたい。
What a bunch of Charlies! と言ったら、
このチャーリーは粗忽者の意味。
訳は「おバカさんの集まりね!
ぐらいになるのでしょうか。

他にもスラングでは
女性の胸を指したり、
コカインそのものを意味したり。

チャーリーって、奥が深いんですね。
もともとはラテン語で、
free man 自由人
を指したらしいです。
奴隷などの束縛される身分ではない
っていうことでしょうね。

チャーリーって呼びながら、
自由人、っていう意味も感じていると、
いろんなスラングも当然なのかな。
自由な男性って、
本人は幸せでも周囲に迷惑かけてそうですもんね。
ああ、
扱いが難しい。
自由人もチャーリーもね。


いいなと思ったら応援しよう!

リンゼ
よろしければサポートお願いします。それを励みに頑張ります。I would appreciate your support a lot.