つぶやき日記#20 - 車買うのも難しすぎる
最近車を買おうとして、
今まで夫任せだったことを深く反省した。
今回の購入では、夫は海外出張中で、
あまり助けてくれない。
自分の欲しい車種を主張するのみで
余計厄介です。
でも、
そういえば、以前の車はリースで買って、
(正確には「リースで買う」という表現は正しくなく、
「リースした」が正しい)
3年が終わったからどうしようか、とか言ってたかも。
もっと親身になって聞いておけば、
あの時理解できていたかも。
でも、
日本ほど、
各社好き勝手に名前をつけた車の買い方が
横行している国も、
あまりない気がする。
マルっと、カルモ、モビ、ミント、クルカ、ラク丸、キント・・・
すぐに、意味がわかりますか?
あらゆる選択肢がある、って素晴らしいのでしょうか。
現金で購入という古いスタイルから、
ローン、
リース、
サブスク(これってリースの変形とローンの変形?)
と色々あって、
各社が自社色を出すために、ちょっとづつ変えてある。
残価設定とかね、
走行距離制限とかね、
新しい言葉も学ばないと・・・
各社、好き勝手な言葉を使って、商品を作るからね。
ということは、
よくわかってないと、
ちょっとづつ落ちる穴がたくさん用意されている、
という見方もできる。
もちろん、
本人の能力次第なのでしょうけれど。
と、ぶつぶつ言ってましたが、
サブスクの流行は日本だけではないようで、
アメリカでもどんどん浸透している模様。
ホンダリンクとか、トヨタKINTOはもちろん、
欲しい車からサブスクを決定していくみたい。
ご参考までにMotorTrend をご紹介。
https://www.motortrend.com/features/car-subscription-services-in-united-states/
突然、一台買ってみようか、
なんて考えて、
基本的ITリテラシーもままならぬまま、
片足を突っ込むと大変なのである。
もちろん、セールスの人を信じて、
全てお任せしてしまえる度量の人は、
何事も簡単に、
飛び越えていくのかもしれない。
でも、私みたいに、
変に石頭でこだわりがあり、
その上年齢のせいか、
もしかしたら詐欺に遭ってるのかもしれない、
と、心配しなければならない身の上だと、
ああ、疲れる。
日本は信頼で成り立っている、
とっても安全な社会、
と思って帰ってきたけど、
毎日のニュースとか聞いてると、
私なんて、
いいカモの一匹でしかない気がしてくる。
ネットで情報は取れるけど、
やっぱり現物を見て買わないと。
なんて思っていた私は、
どうも随分遅れているらしい。
大体、ICチップが足りなくなった昨今、
ディーラーに行っても、車が置いてあるとは限らず、
新車だと、納期は2~3ヶ月先、
とか言われる。
しかも突然(に私には見える)生産中止
となるモデルもある。
在庫があって、
これならすぐに納車できるから買いますか?と迫られると、
なぜか、
売れ残りを押し付けられているように感じる私。
ディーラーの人も、
こういう買い手にはお手上げでしょうね。
でも、こんな高い買い物、
気に入ったものにしか払いたくないです。
で、結局、
うちまで足を運んでくれた
中古車ディーラーの人から、買うことに決めました。
決してうちに来てくれたから決めたのではありません。
納期が早いので、新車は諦めた格好。
そこに辿り着くまでに、
私の方もそれなりに試して、
もう、疲れていた、
というのがあると思います。
凶悪詐欺事件が多発している昨今、
セールスマンに
うちに来られるのはすごーく、嫌でした。
その人が詐欺グループだったら、
あるいは、
今はきちんとしたセールスマンでも、
詐欺グループに情報流してお小遣い稼ぎしていたら、
とか、
色々思うんです。
大体、
誰だって簡単に刷れるようになった名刺一枚で、
信じられるか。
名刺なんて、私だって簡単に偽造できますよ。
でも、
こちらの情報は全て集めていくくせに、
自分の情報は、全く落としていかないのです。
こちらの運転免許証を見せるんだから、
あなたのも見せてよ、
と、言いたい。
家まで知られちゃってるんだから、無防備ですよね。
でも、Googleマップとかで
家の位置が簡単に見れちゃう昨今、
こんなことで悩む私は、時間の無駄遣い?
っていうか、
こんなふうに人の家の位置を見せちゃうGoogleマップって、
合法的な代物なんでしょうか。
しかも、
コロナ以降広まったリモートの働き方の先駆者
とも言えるのが
車などの訪問販売だと思うのです。
◯X支店と名乗っているけれど、
絶対に、こちらから、
支店にお伺いする必要がないらしい。
そして、
うちという場所を使い、うちの電源でPCに充電していく。
お茶とかも
こっちが出しちゃったりしてね。
会社はオフィス代丸儲けですなあ。
少しは中古車代、負けてくれませんかねえ。
WiFiも使わせてくれと言ったら追い返そうと思ったけど、
流石にそれはありませんでした。
スマホで、名前と電話番号を登録してしまったが最後、
どこにいるのかわからない「本社」からまず連絡があって、
リモートのセールスマンが家の前に現れる。
これを便利と見るか、
不審と見るか。
できれば、用心のため、
「リモートおよびオンラインセールスマン(ウーマンも)
には、
マイナンバーカードの提示を義務付ける。
少なくとも、
商品説明が終わり、
金銭の授受が発生する時点で、
マイナンバーカードを提示しなければならない」
程度の法律は、
作られて当然ではないでしょうか?
マイナンバーの使用普及のためにも、どうでしょう。
こちらの情報は取るくせに
(そうでないと、サービスができないから当たり前ですが)
ご自分のIDを聞かれると、
気分を害される人が多いのが日本。
「私のことが信用できないんですかっ?」
って、怒ったり、
「信用してもらえないんならしょうがないですけどね」
って、苦笑いしたり。
セールスマンが信用されるシステム構築とか、
会社も国も考えないのかなあ。
万一、
このあと私の家に強盗が入ったり、
私が詐欺被害に遭ったりしたら、
まず疑われるのは、
セールスに自宅まで来た人たちだと思うのです。
だから、
IDをはっきりさせるのは、
ある種の自己防衛とも言えるのですが。
だって、疑わしさが減るんですから。
現金で買うことにした私。
知らなかったけど、
中古車販売店って、
中古車販売という羊の皮を被った
ほぼ高利貸し、だったんですね。
頭のいいビジネスですね。
もしローンだったら、
私の場合、
なんと、利率10%とか言われました。
ヒエええ!
確かに、法律的な高利貸しは15~20%を上回った場合
(貸付額により利率は変わる)
ですから、
10%は高利貸しじゃないけど、
でも、すごい利率ですよ。
今時どうやったら
10%の利率を出せるでしょうか。
偶然値上がりする時のビットコインでも持っていればね。
でも、そんな金があるんならローン組まない。
高利貸の高利の定義も、
銀行の金利と連動させる必要があると、
私は勝手に思ってます。
素人ですから、そう考えてます。
銀行金利が3%の時の10%は、
3倍ちょっとですけど、
銀行金利がせいぜい0.4%の昨今、
10%は25倍ですよ。
そんなのありか!
「現行の銀行金利の4倍を超えたら高利とみなす」
とかにすべきですよね。
リースもサブスクも、
「月いくら払えばこの車に乗れます」
とかいう
自分たちの出したい情報が前面で、
実際の金利は、端っこに小さく買いてあるのみ
(私が見たもので言ってます。違う場合もあると思います)
むしろ、
うちの金利は◯◯%、
というのは、
最初に来るべき情報じゃないのかしら。
と憤る私に、
友人が一言。
「人の言うことが聞けないから、
あなたは辛いのよ。
そんなことは、えいやあって、
受け入れちゃえば、楽になるわよ」
まあ、そうなんですけど。
でもねえ、
それができない体質なんです。
ああ~つらい。
Photo bynezuko_2000様、
素敵な写真を使わせていただきます。ありがとうございます。