人を変えようとしない。正義は天国にも地獄にも成り得る
突然だが、私の彼は私の大嫌いなタバコを吸う。
付き合う時にそれを知っていた。隠されてたわけではない。
たまに、スロットもやるみたい。私の大嫌いなギャンブル。それも知っていた。
元々結婚してた時の私との比較。成長したと思うことについて書く。
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彼はそれが正義だと思って生きている。悪気はない。むしろそれが良いことだと思って好きでそれをしている。
私は本で読んだ話からの学びを今生かしている。
犯罪を犯す人は、社会的にはもちろん悪いことをしているから逮捕されて罰せられる。
でもその犯罪者の立場からすると、それはその人にとっては正義で、それが自分にとって良いことだからしているのだ、と。
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正義って、視点によって天国にも地獄にもなるということだ。主観は天国の目線、外観は地獄のこともある。
話戻すと、
相手は変えられないというのはそういうことだ。
私にとって地獄の、タバコは
彼にとっての天国。
法に罰せられることはない合法なやつ。
ここで、昔の私の考え方。
『私にとって悪なんだから、それは悪だ、
あなた(彼)にとっても悪なんだから、辞めてくれ。辞めるのが当然、辞めないなんて私を愛してないのね!』
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上の、犯罪の正義の話を聞いてから、少しずつ相手を変えることはできない、難しいことを実際に日常でも感じている。
そこで最近の私の考え方はこうだ。
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『私にとって(タバコは)悪だけど、あなた(彼)にとっては仕事の集中のためには必要な物なんだね、
でも私はそれを好きにはなれないよ。
(タバコを吸うあなたを受け入れはしないが、辞めろと強要することはしない、でも嫌だと感じてはいるよ)』
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と伝えている。
最近、少しずつ分かってきたのは
個人の人生は彼女になろうが、結婚して嫁になろうが、その人を産んだ母親だとしても
その人の人生に指図することはできない、ということ。
口出しはできるし、嫌だと伝えることはできる。でもそこまでしか個人の人生には入り込むことはできないんだって思った。
だから、それ以上求めないし、自分が変われるところでのできる努力(考え方、捉え方)をしようと思う。
上記の私の気持ちを伝えることにより、
彼は私の前で極力タバコを吸わないし、吸う時は吸っていい?と聞いてくる。
お出かけの時は彼が喫煙室から戻る時、
大好きな彼自身の匂いが大嫌いな強烈なタバコ臭で台無しになって帰ってくる。
それを我慢しようと一瞬考えるけど、どうしても『何かを我慢する人生』を絶対に生きたくない私は彼に提案をした。
『大嫌いなタバコの匂いで喫煙室から帰ってくる時、あなたの服が臭くなるよね、
だから私がいい香りのスプレーを持ち歩くから、私のところに帰ってきたらシュー(吹きかける音)して、その臭いから救ってあげる!急にかけられたら失礼だと思うから、これからはそーゆー風にしてみない?』と。
人と事柄を分けて、事柄についての解決策を提示する、そうすると人は傷つかずに済むみたい。
許可はまだでも、合意頂く前提で、
メンズ寄りの香りにするか?私の好きな女子寄りの香りにするか?、
もう先週からどんな匂いにするかはお店で選び始めてるんだけどね。笑
すると彼はキラキラな目で
『それいいねぇ!りいちゃんの好きな香りが良い!』と言ってくれた。よしっ。笑
そうやって譲れないところは我慢しないことも大事にしている。
ちなみに、私の大嫌いなギャンブルについて。
『ギャンブル』をググってみたところ、
まさかの、私の大好きなUFOキャッチャーも含まれるみたいで、
それを彼に『俺が嫌だから辞めてくれ』って言われたら萎えるし冷めるなーー って思って彼に嫌だということをやめた。
人間、人から批判されたり自分の行動を否定されるのってすごく傷つくし、冷める。私は人から怒られるのが大嫌いだ。
自分がされて嫌なことを、
元々結婚していた時は元旦那に平気でやってしまっていたんだと、今頃気づいた。気づくことができた。
ごめん、元旦那。そして気づかせてくれてありがとう。
人を変えるではなく、自分が変わる。考え方は無限に変えることができることを私は知っている。
ではまた。
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