嫌なところがあるから、その好きなところが存在する
私の彼は、私が会いたい時に会いに来ていいよって鍵をくれている。
だから私が仕事で疲れた時に会いに行く。
逆に仕事が楽しい時や友達と会いたい時などはセーブしている。
先週、彼から会いたいと連絡が来ないことに気づいてなんだか寂しくなった自分がいた。
今週、それは彼のいいなと思うところがあるからこそ、素敵に過ごせているのに、ないものを強請ろうとしているものだと気づいた。
もし、私の望む会いたいと言ってくるタイプの彼だった場合は多分、私のペースに合わせてくれないんだ尊重してくれる彼氏がいい、とか言い始めるんだろうなと思う。
おしゃれな人だから好きになったのに、地味な服を着て欲しいと言っているようなものだ。
地味な服を着るようになった場合、彼の魅力のおしゃれな服を着なくなるということ、つまり私の好きなところが消えてしまうということなのだ。
だから、無理難題を無意識に求めていることに気づいた。
会いたい会いたい言ってくる彼は我が道を行きたい私にとってはわりとだるいことが多かった過去がある。
もう一つ。の矛盾。
昔から大ファンの松本潤の大阪公演のチケットが取れた。彼も一緒に誘ったら彼も行けることになった。
私が誘ったこと。
旅行の宿泊先や新幹線をどうするか話した。
その場で調べ始めてくれたが、決めるまでは至らずだった。
計画をしたいタイプの私は予約できない心配を胸に、苦手である私が調べてほぼ確の状態で彼にシェアすることにした。
割とギリギリで、宿も新幹線も押さえることに成功した。ふう。
私は決めたい人だから彼が候補を出してきても多分、自分で選びたい人だと思った。
私を尊重してくれる人だから一緒にいられるのに、やって欲しいと思っている自分もいた、これもないものねだりだと思ったことに気づいた。
合わせてこの時、この先も私が苦手とする旅行の手配をし続けることを
脳が勝手に想像し始め、ストレスを感じてしまった。
まだ起きてない未来のシンパイが脳内を暴れているのがわかった。(インサイド・ヘッド2のイメージ)
数日私の脳内でシンパイが暴れるのを見守って、今の私はこう考えている。
起きてないシンパイを考えたい私も素敵、でもそのシンパイを考えなくてもいいのかも。と。
私は成長した。自分で頭を冷やして、冷静になった上で2日位かければ、なんとかマインドセットを正しく持てるようになってきた気がする。
過去は相手にぶつけることでしか、消化できなかった。
今難しいのは、相手にぶつけた方がいいことと、自分で消化した方が良いことの塩梅。
自分の好きな友達と遊んだり、趣味に没頭する私も大切にしたい。
彼と会いたい時に会うのも良い。
ゆるくゆるく。今の感じがいい。楽。
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